今回で何回目?「自動運転はまもなく実現する」、イーロン・マスク氏はテスラの完全自動運転による企業価値向上を再び強調

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https://youtu.be/EF-rO2ZNA9Q
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テスラCEOのイーロン・マスク氏は、同社が自動運転の実現に近づいていることを改めて強調するとともに、同社の取り組みと、その実現が同社の企業価値にとっての重要性が何なのかを強調しました。

これで何度目?「まもなく完成」

ロイター通信によるとイーロン・マスクCEOは本日、パリで開催されたVivaTechカンファレンスで、以下のように述べました。

「以前にも言ったことがあるのですが、我々は自動運転をまもなく解決すると思うのです。」

マスク氏は以前からテスラのEV分野での実力を強調しており、テスラ社が10年以上にわたって自動運転の解決を優先してきたことから、同社が完全自動運転車FSD(Full-Self Driving)を最初に展開する時期は近い、と述べることはそれほど珍しいことではありませんでした。

テスラにはオートパイロット(AP)と完全自動運転(FSD)がありますが、もちろん両方ともその名付けとは違って「完全自動運転」ではありません。つまり、クルマが動いている間、ドライバーは眠ることができませんし、常時監視している必要があります。FSDベータ版は「SAE(米国自動車技術者協会)が定めるレベル2のドライバー支援機能」であると述べていますが、完全な自動運転であることを示すレベル5にはほど遠いものです。

  概要 運転(責任)の主体
レベル0
運転自動化なし
ドライバーが全ての運転操作を行う ドライバー
レベル1
運転支援
システムがアクセル・ブレーキ操作またはハンドル操作のどちらかを部分的に行う ドライバー
レベル2
部分運転自動化
システムがアクセル・ブレーキ操作またはハンドル操作の両方を部分的に行う ドライバー
レベル3
条件付運転自動化
決められた条件下で、全ての運転操作を自動化。ただし運転自動化システム作動中も、システムからの要請でドライバーはいつでも運転に戻れなければならない。 システム
(非作動の場合はドライバー)
レベル4
高度運転自動化
決められた条件下で、全ての運転操作を自動化。 システム
(非作動の場合はドライバー)
レベル5
完全運転自動化
条件なく、全ての運転操作を自動化。 システム

自動運転こそテスラの価値

また、マスク氏はVivaTechのイベントの中で、テスラの評価の源は自動運転であると述べています。

「会社の価値は、主に自動運転に基づいています。それが本当に、我々の価値の主な源だと思います。」

テスラ株は最近大きく急騰し、北米における充電コネクタや充電ネットーワークに関してフォードやGMとの提携が発表され、両社がテスラのNACS充電コネクタを採用し、テスラのスーパーチャージャーネットワークを利用できるようになることから、2000億ドル(約28兆円)以上の時価総額が増加しました。

しかし、テスラ株の強気派は、自動運転の重要性を強調し、今後の株価の見通しを述べています。アーク・インベストは、ロボタクシーが稼働すれば、テスラの株価は大幅に上昇すると述べています。

マスク氏の欧州訪問では、年内に次のギガファクトリーの場所を公表する予定であることから、フランスとイタリアの両政府関係者と何度も会談しています。

今週初めにスペインとの交渉が明らかになったことから、欧州が最終的な場所となる可能性があるようです。

イーロン・マスクCEOのViva Techでのスピーチは以下の映像をご覧ください。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・編集して作成しています。

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