テスラは、2024年にモデルYのリフレッシュがないことを従業員への内部メールで認めました。
当初は2024年10月頃に発売予定
昨年、テスラは社内で「プロジェクト・ジュニパー」と呼ばれるモデルYのリフレッシュに取り組んでいるとの報道がありました。ロイター通信の取材に応じた無名の情報筋によると、このプロジェクトは2024年10月の生産開始を目指していたとのことです。
テスラはその後、アップグレードしたモデル3、「プロジェクト・ハイランド」を中国で昨年9月1日に新発売したので、ギガファクトリー上海が2024年半ばにアップグレードしたモデルYの生産を開始するという噂が続きました。
最近の数週間、テスラは北米でモデルYの価格を引き下げており、カナダでは2度にわたって4,300ドルも値下げし、アメリカでは期間限定ですが今日1,000ドル値下げしたばかりです。テスラが価格を下げるたびに、テスラファンは、同社がリフレッシュを前に在庫を一掃しようとしているためだと推測しており、同時に、新型を待つために既存モデルの注文を控えている、とも言っています。
北米では市場最安レベル
事態をはっきりさせるために、テスラは今年北米でモデルYのリフレッシュモデルは発売されないというメールをテスラ従業員に送ったようです。
私達が入手したこのメールのコピーによると、テスラは以下のように述べています。
「モデルYのリフレッシュ版が今年発売されないことを、明確に伝えることが重要である」
テスラはメールの最後に、「お客様が世界で最も売れている車に乗り始めるのにこれ以上のタイミングはありません」と述べ、電気SUVで利用可能な各種補助金に言及しています。
テスラの言う通り、モデルYを購入するのに、特にカナダでは今が絶好のタイミングです。価格はかつてないほど安く、3つのバリエーションすべてがiZEV連邦政府のリベート5,000ドルの対象となります。
米国では、モデルYは7,500ドルの連邦税額控除を受ける資格があり、これは現在販売時に即時に利用可能です。
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