現地メディアによると、これらのモデルは中国国内で販売されるほか、日本などの海外市場にも輸出されるとのことです。
日本などの海外市場にも輸出される見通し
日本の自動車大手トヨタの高級ブランドであるレクサスは、テスラと同じように中国に完全所有の工場を設立し、まずレクサス UX ハイブリッドと新モデルのバッテリー電気自動車(BEV)を生産したい意向であると、現地メディアの 36Kr が昨日報じました。
複数の情報筋の話として、これらのモデルは中国国内で販売されるほか、日本などの海外市場にも輸出される見通しだと報じられています。
現在、中国政府が自動車工場の生産能力に対するコントロールを強化していることから、レクサスの完全子会社による工場建設計画はすぐに決定しない可能性がある、と事情に詳しい人物からの情報として報じました。
6月28日付のブルームバーグの報道では、事情に詳しい関係者の話として、トヨタが上海当局とレクサスの電気自動車(EV)を生産する完全子会社工場の建設の可能性について協議していると伝えられています。
ブルームバーグの報道によると、トヨタは、減税措置、政策支援、土地の無償提供、現地合弁パートナーズ社を必要とせずに中国で工場を直接所有しコントロールできるといった、テスラ(NASDAQ: TSLA)と同様の待遇を求めているとのことです。
テスラ工場は、中国初の100%外資

2019年1月7日に着工し、2019年末に稼働を開始したテスラの上海工場は、中国初の100%外資による自動車製造プロジェクトです。それ以前は、外国の自動車メーカーは中国で製造を行うために現地の自動車メーカーと合弁会社を設立する必要がありました。
ギガ上海は、2020年1月にセダン「モデル3」を、2021年1月にはクロスオーバー「モデルY」の現地消費者への納車を開始しました。
この工場は現在、テスラにとって世界最大の工場であり、中国の顧客に車両を納車するだけでなく、世界中への輸出ハブとしても機能しています。
トヨタは販売台数で世界第1位の自動車メーカーですが、他の日本の自動車メーカーと同様に、中国でのシェアは低下しています。中国は、米国と日本に次いでトヨタにとって第3位の市場です。
36krは、電気自動車の普及ペースが遅いため、トヨタは中国の新エネルギー車(NEV)市場で需要を見つけるのが難しいと述べています。
トヨタの中国における乗用車合弁会社は主に広汽トヨタと一汽トヨタですが、両社とも上半期の販売台数が減少しました。
中国乗用車協会(CPCA)によると、上半期のGACトヨタの販売台数は36万2171台で、前年同期比15.70%減、FAWトヨタの販売台数は32万3803台で、前年同期比12.1%減となりました。
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