テスラは、米国連邦政府の電気自動車税額控除適用後の価格が3万5千ドルを下回る、新しいモデル3のコンフィギュレーションを米国で発売しました。
航続距離が長い後輪駆動モデル
モデル3ロングレンジRWDとして知られるこの新型モデル3は、テスラがこれまでに発売した電気自動車の中でも最もよく考え抜かれたものの1つです。非常に手頃な価格でありながら、360マイル(約580km)以上の航続距離、卓越した加速性能、高級車並みの最高速度を実現しています。
7,500ドルのEV税額控除適用後の価格は34,990ドルからとなっており、モデル3 RWDはテスラのラインナップの中で最も手頃な価格帯の車両ですが、その中で通常のAWD仕様よりも4,000ドルも低価格となっています。
EPA(米国環境保護庁)の推定航続距離は363マイル(584km)で、最高速度は時速125マイル(201)です。性能指標に加えて、0-60マイル加速はわずか4.9秒です。
テスラはプエルトリコでもこの車の発売を開始しました。
実質3万ドル以下のテスラ車
米国連邦政府の電気自動車税額控除により、車両価格は3万4990ドルまで下がりますが、テスラは5年間で5000ドルのガソリン代節約分も考慮しています。これにより、ガソリン車と比較した実質的な車両価格は、3万ドル以下となる2万9999ドルまで下がります。
性能指標と航続距離評価において、この価格帯で同等の性能を持つ電気自動車は、現在市場にほとんどありません。ただ、テスラは現在、この車をリース利用可能リストには掲載していません。
初回出荷
テスラは、今月末までにこの新しいモデル3の構成を納車する準備ができているようです。オンラインコンフィグレーションでの納車時期はすでに2024年7月から8月の間と記載されています。
テスラは今年初めに、この新しいモデル3のボディスタイルを米国で発売しました。多くの人々から「ハイランド」と呼ばれているこの車両は、より明確なエクステリアシェイプと新しいヘッドライトが特徴です。また、サスペンションとハンドリングも向上し、旧バージョンと比較してもさらにミニマルなインテリアとなっています。
総合的に見て、これはテスラにとって良い動きです。この走行距離と異次元のパフォーマンスを備えたモデル3をこれほど手頃な価格で提供することは、販売台数を増やすのに役立つはずです。モデル3の需要は、最近の履歴ではモデルYに後れを取っています。クロスオーバー車の優れたオプションを補完する、競争力のあるセダンを提供することは、同社と消費者双方にとって有益だと考えられます。
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