テスラ、決算説明会で今後のラインナップに「さらなる疑問」が…ドイツ銀行

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今週初めのテスラの決算説明会は、その後株価が上昇を続ける中、一部の投資家の心を掴んだことは確かですが、ドイツ銀行のアナリストは、同社が将来の計画を明らかにしたことで、この説明会はより多くの疑問を投げかけたのではないかと考えています。

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カニバリゼーションのリスク

4月23日マーケット終了後、決算説明資料(アップデート・レター)の開示があり、その後にイーロン・マスクCEO以下テスラ幹部が参加する決算説明会がオンラインで開催されました。ドイツ銀行のアナリストは、この説明会を受けて投資家向けの新しいレポートで次のように述べています。

「テスラの2024第1四半期の業績に対する市場の強い好反応は、テスラが安価な消費者向けモデルの販売を完全に諦めているわけではなく、会社の将来全体をロボタクシーに賭けているわけでもないという安心感を表していると我々は考えている。」

しかし、アナリストの間では、新しい車種ラインナップが何をもたらすのか、特に価格や詳細については懐疑的な見方があります。

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今後の展開が明らかになったことで、テスラのこの後の1年半の計画に何があるのか、より透明性が増したことは間違いありません。しかし、ドイツ銀行は、具体的な情報が不足していることについて、以下のように指摘しています。

「新型車の詳細とコストに関する大きな未解決の疑問が残り、アグレッシブなスケジュールを考慮するとかなりの実行リスクが生じ、差別化要素が少ない場合にはモデル3およびモデルYのカニバリゼーションのリスクもあります。」

詳細の欠如には理由があり、それはすべてビジネスが何であるかに起因します。テスラは常に、何をリリースするかについて比較的隠蔽的であり、エンジニアとイーロン・マスクCEOは、これらの車両の最終的なデザインやロードマップ、どれがいつリリースされ、何がどのくらいの価格で登場するのかについて、明らかにしていない状況なのです。

テスラは需要を喚起するために日常的に価格を調整しており、モデルを特定の価格に絞り込むには変更が頻繁すぎます。結局、サイバートラックで何が起こったかを想起してください。

テスラは今後のラインナップの詳細については、それが固まった段階で発表する予定であり、疑問は残るものの、第4四半期決算のようにガイダンスや具体的な計画が示されないよりはマシだと考えられます。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

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