テスラは中国で大幅値下げ実施、その直後から店舗に人だかりができるも、実は…

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1月6日に突如中国で発表された大幅値下げにより、需要減、他社競合激化と捉えられ大幅なマイナスでスタートしたテスラ株(TSLA)は、車を買おうとする群衆がテスラの店舗に押し寄せたと報じられ、プラスに転じました。

ただ今回の問題は、彼らはテスラ車を「買うため」ではなく、「抗議するため」にそこにいたということなのです。

先日、テスラが中国を始めアジア各国で価格を引き下げたことをお知らせしましたが、これにより世界で最大の電気自動車市場である中国でのEV市場におけるテスラの需要懸念が高まりました。

モデル3およびモデルYの値下げ幅はこれまでになく大きく、同社の売上総利益率(粗利)にはマイナスに働くが、販売台数の増加には成功すると予想されていました。

このニュースを受け、同社株(TSLA)は市場前取引で大きく下落していましたが、テスラの投資家やファンは、値下がりを受けて中国のテスラの店舗に買い手が押し寄せているという話を伝えられていました。

大勢の人々がテスラ車購入に詰めかけている!

テスラの株価はその後プラスに転じ、中国での価格調整後の下落から回復しています。

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しかし、テスラの店舗に行った群衆のほとんどは、実は値下げに抗議するために来ていることが私達の調べで分かったのです。

最近テスラを購入した複数のグループがウェイボーで、全国のテスラ店舗で抗議活動を組織していると発表したのです。抗議者たちは中国のウェイボーで動画を共有しており、その動画の一部は、値下げを受けて購入を急ぐ顧客として米国で共有されています。

中国のテスラの顧客は、かつて値下げ後に抗議活動を行った経緯があります。彼らはテスラの珍しい値下げを受けて2019年に初めて抗議活動を展開し、2022年10月にも値下げを受けて再び抗議活動を実施しました。

テスラ社はこれまで値上げを継続的に実施し、一貫した価格設定をする方針をとっていることで有名だったのですが、最近はその戦略から遠ざかっている状況です。2022年末に中国国内での値下げに関する噂があったとき、テスラの関係者はそれを強く否定したのですが、同社は2022年にはさらなる値上げがないということについて確認していました。

年末から数日経った今、テスラは中国で大幅に価格を下げ、2022年末に購入した多くの顧客はこの対応に非常に不満を抱いているのです。

テスラ中国副社長のグレース・タオは本日ウェイボーで、価格下落は実は「エンジニアリング・イノベーション」と関係があると主張する投稿をしました。

テスラの価格調整の背景には、無数の技術革新があり、それは本質的にユニークで優れたコスト管理の結果ということです。車両統合設計、生産ライン設計、サプライチェーン管理、さらにはロボットアームの調整ルートのミリ秒レベルの最適化など、「第一原理」から出発してコスト価格にこだわるという技術革新に支えられているのです。国の要請に応え、経済発展と消費の潜在力を引き出す実践的な行動を。2023年 より良い生活を共に迎えよう。

しかし、多くの人はこの説明を信じていないません。歴史的にテスラはコスト改善で粗利を増やし、需要を生み出すために必要なときだけ価格を調整してきたのです。しかし今回は、テスラが中国のバイヤーに複雑なメッセージを送っていることは事実です。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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