テスラ、レイオフや退社が相次ぐ中、中国市場テコ入れに主要幹部を異動

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テスラのオートモーティブ担当上級副社長は、昨年テスラのグローバルオペレーションを支援するために中国を離れた後、再び中国での職務に就くと報じられています。

大中華圏担当SVP

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テスラギガ上海工場
https://youtu.be/KmGaAcWbRMk

テスラのトム・朱氏(オートモーティブSVP)は昨年、中国のギガファクトリー上海からギガファクトリー・テキサスの現職に異動し、米国工場の生産立ち上げを手伝っていました。現在、複数の現地情報筋は、この幹部が中国に戻り、大中華圏担当SVPの職務に復帰すると報じています。

このニュースは、4月中旬に始まった数回にわたるレイオフを含む大規模なリストラの取り組みの中で、複数の幹部が同社を去ったことに伴うものです。また、テスラが完全自動運転(FSD)ソフトウェアで中国市場に参入する準備を進めている最中でもあり、北米以外の最初の国でのシステム展開に関連した動きではないかとの憶測も多く聞かれます。

トム・朱氏は2018年からテスラに在籍し、ギガ上海の建設後の生産立ち上げに重要な役割を果たしたとされています。朱氏は同社の北米部門に移った後、北米と欧州の両方で販売、サービス、デリバリーの管理を任され、その後オートモーティブ部門のSVPに就任し、グローバルでの製造と販売を監督しました。

ここ数週間で、テスラは広告チーム全体、スーパーチャージャー・チーム全体、その他多くの部門を含む全社的なレイオフを複数回実施しました。同時に、パワートレイン・エンジニアリング担当副社長のドリュー・バグリーノ氏、公共政策・事業開発担当副社長のローハン・パテル氏、投資家対応担当副社長のマーティン・ヴィーチャ氏、人事担当シニア・ディレクターのアリー・アレバロ氏など、複数の長年の幹部が会社を去りました。

テスラは先週、中国でFSDの仮承認を取得し、北米以外で初めて半自律運転支援ソフトウェアを導入することになりました。このニュースを受け、バンク・オブ・アメリカは、テスラのFSDを中国市場に加えることで、2030年までに年間23億ドルもの利益を生み出すことができると試算しました。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

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