テスラ自動運転FSD v12.4は大幅な改良へ、 またFSD拡大のため中国展開を視野に

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前回の自動運転ソフトウェアFSDアップデートから10日も経たないうちに、テスラはFSD v12.3.6の展開を開始しました。このアップデートには、FSD自体の改善だけでなく、超音波センサーを搭載した車両に新しいオートパークとハイ・フィデリティ・パーク・アシストが追加されます。

そしてテスラがAIのトレーニング能力を増強し続けているため、FSDの平均走行距離は増加の一途をたどっています。

コンピューティング・パワー

先週、テスラは決算説明会の説明資料(シェアホルダーデッキ)で、「今後数カ月で」コアAIのインフラ能力を増強することを明らかにしました。テスラは、2023年9月以来、その容量を4倍にしたと述べました。

「エンド・ツー・エンドのトレーニング能力をさらに向上させるため、今後数カ月でコアAIインフラストラクチャーの容量を増やしていきます。」

イーロン・マスクCEOは4月28日の日曜日に、同社は「トレーニングと推論AIを組み合わせ、主に自動車に」2024年を通して「約100億ドル」を費やすと述べました。そして以下のようにも付け加えました。

「このレベルで支出できず、なおかつそれを効率的に行わない企業は、競争に加わることができません」
Credit:Tesla

中国への進出

だれも予想だにしなかった24時間の中国出張で、イーロン・マスクCEOは北京を訪れ、李強首相と会談し、完全自動運転(FSD)ソフトウェアの展開と運転データの海外転送許可について話し合いました。テスラはFSDを継続的に改善するために車両データを使用しているため、中国内外で収集したデータを使用できることは、FSDの継続的な改善にとって極めて重要です。

同日、ギガ上海で生産されたテスラのモデルYとモデル3が、中国のスマートカーに関するデータ・セキュリティ要件を満たすEVにリストアップされましたが、これはテスラにとって超えるべき重要なハードルの一つです。イーロン・マスクCEOはXで、テスラが中国でFSDをリリースすることについて質問されると、「それは非常に近いうちに可能になるかもしれない」とだけ答えました。

欧州などの他の市場については、マスクCEOはv12が「LHD(左ハンドル)の国々でFSDの準備ができている」と考えている一方、英国やオーストラリアのようなRHD(右ハンドル)市場は「もう少し時間がかかるだろう」と述べました。

スマートサモンも?

今月初め、テスラはチームが「3~6ヶ月」でソフトウェアがどのように機能するか「大体」わかっていると明かしました。さらに、テスラの従業員、そして一般消費者にリリースする前に、「バグを修正し、安全テストを完了するのに数カ月」かかると付け加えました。3月中旬、イーロン・マスクCEOは、テスラがスマートサモンとオートパークをテスラの車両に再導入すると発表しました。テスラは現在、オートパークの約束を果たしていますが、改良されたスマートサモン機能はまだ待たれています。FSD v12.4で見られる可能性があります。

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