テスラFSDベータ版、今年中に北米で全員に展開へ

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テスラのイーロン・マスクCEOは、テキサス・オースティンで開催されたサイバーロデオ・パーティで、今年中に北米の全顧客に完全自動運転ベータ版ソフトウェアを展開することを目指していると発表しました。

運転支援パッケージの料金を支払っているか、サブスクリプションモデルでアクセスできる人は、市街地でFSDベータ版を使用できることになります。

「テスラのオートパイロットチームとAIチームは、実世界のAIを構築する信じられないような仕事をし、我々は今年、北米のすべての完全自動運転FSDベータ版を広く展開しようと思っています。」と、テキサス州の新しいギガファクトリーのオープニングでライブ配信されたスピーチにおいて、マスクCEOは言いました。

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Credit:Tesla

完全自動運転・フルセルフドライビング(FSD)は何年も前からテスラ車のアドオンオプションとして提供されていますが、実際の自律走行機能はまだ実現されていません。現在、テスラ車には運転支援技術であるオートパイロットが搭載されていますが、12,000ドルの追加料金でFSDベータにアップグレードすることができます。

このパッケージでは現在、駐車場からの呼び出し機能「サモン」のほか、高速道路のオンランプからオフランプまで、インターチェンジや車線変更も含めてクルマをナビゲートするアクティブガイダンスシステム「ナビゲート・オン・オートパイロット」を配信しており、米国では市街地でも運用が開始されています。

サイバーロデオのイベント映像

FSDベータ版は、現在、テスラ社が同社の「セーフティスコア」という採点システムを通じてテストされて選定したテスラオーナーの車両における自動運転ソフトウェアの初期バージョンです。

テスラは、2021年第4四半期の株主通信で、6万人のテスラオーナーがFSDベータ版ソフトウェアにアクセスできるようになったと発表しました。

加えて、今月初め、テスラはFSDベータ版ソフトウェアを初めて米国外でも公開しました。このソフトウェアは現在カナダでテストされており、テスラは今年後半にヨーロッパでベータ版をリリースしたいと考えています。

このソフトウェアは、ナビゲーション・システムに入力された目的地までクルマを自動運転させるものですが、ドライバーは常に警戒し、コントロールできる状態にしておく必要があります。そのため、FSDはまだレベル2のドライバーアシストシステムに分類されています。テスラは数週間ごとに定期的にソフトウェアを更新し、より多くのベータテスターを追加し続けています。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

FSDでも日本はガラパゴス化。

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