テスラオーナーが車のロックを解除するチップを身体に埋め込む!

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テスラのオーナーであるブランドン・ダラリー氏は、自分の「手」を使って車のロックを解除するユニークな方法を獲得しました。というか、11日前に自分の手に埋め込まれた特製のチップを使っているということです。これに関してまず知りたいのは、どれくらい痛いのかということですら、下のビデオをご覧になれば、おそらく私のように想像するだけの痛みでうろたえることになると思われます。ブランドンは、これが身体に埋め込まれた2個目のチップだと説明し、最初のチップのときには、麻酔も何も使わなかったそうです。

「最初のチップは少し小さかったので、あの巨大な棒を手に押し込むような激痛はなかったのです。最初のものは、あらかじめ大きめの注射器にセットされていました。注射器を押し込んで、犬のマイクロチップと同じようにチップを埋め込んだのです。」

最初のチップ埋め込みでは火傷をして、1ヶ月ほど痛んだとんことですが、テスラのロックを解除するための2つ目のチップは、手にリドカインで麻酔をかけて、4ゲージの針が使われたとのことです。この埋め込まれたチップは、バイオポリマーの生体適合性物質でコーティングされているとのことで、もう一つのものは、バイオガラスで作られているようで、身体内に移植されると、体が自分の組織でチップを包み込むようなものになっています。

なぜ、2つのチップを使うのか?

ブランドンがなぜ2つのチップを埋め込んだのかですが、彼は、「2つのチップはまったく違う働きをするんだ」と説明してくれました。チップは、アクセスコントロール、データの保存、皮膚の下のライトアップ、暗号通貨の保存など、さまざまな用途に使われます。ブランドンは、テスラのロックを解除するために使用するチップを実際にベータテストしています。

ブランドンがテスラのロック解除に使っているチップは、非接触型NFCセキュアエレメントチップである「VivoKey Apex」です。

「私は100人ほどのベータグループにいて、このチップは安全な取引とJavaカード・アプレットが利用できます。このチップを開発した会社は、文字通り独自のアプリストアを持っていて、このチップを使ってワイヤレスでアプリを身体のチップにインストールすることができるんです。そのアプリのひとつが、たまたまテスラのキーカードだったんです。私はテスラを持っているので、最初にインストールしたのはこのアプリでした。Bluetoothキーが故障したときやカードキーがないときは、このアプリを鍵として使っています。ロックを解除するのに手を使えばいいんです。」

ブランドンの説明によると、最初のチップは自宅の鍵で、ポートフォリオ、連絡先カード、医療情報、コロナワクチン接種カードなどが保存されています。このチップは携帯電話で読み取ることができ、ポータルが開いて情報にアクセスすることができます。

「左手には家の鍵、右手には車の鍵、そして、本当に素晴らしいのは、承認されると、私が手に入れたばかりの新しいチップをワイヤレスで有効化し、クレジットカード決済ができるようになることです。クレジットカードとリンクさせれば、タップ・トゥ・ペイ端末があるところならどこでも使えるんです。」

一方で、チップをスキャンして使用するようなものに偶然にも近づいてしまうという明らかな懸念があります。私が抱いていた懸念のひとつは、誤ってチップを使用したり、アクセスされたりしたらどうしようということです。最悪の場合、ハッキングされてしまうのでは、ということも考えられます。例えば、近くにあるクレジットカードの機械が誤ってチップをスキャンして、お金にアクセスすることはないのか、ブランドンの説明によると、機械がチップを読み取るためには、チップの位置が非常に近くなければならないそうです。

「現実的には、クレジットカード読み取り端末の近くを歩いたり、中途半端に手を当てたりすることはないはずです。非常に近距離の読み取り範囲で、Apple Payを使えば、スマホと変わりません。それと同じですが、手に内蔵されているのです。」

もっとチップを埋め込むのか?

ブランドンに、今後チップを手に入れる予定があるかどうか聞いてみた。ブランドンは技術系の仕事をしていて、「常にあらゆるものの最先端のものを使いたい。」ということのようです。

「私にとっては、その時々に意味があったことなんです。楽しいパーティ・トリックのようなものです。私のチップを携帯電話で操作すると、皮膚の下でグリーンに光るんです!」

グリーンに光る体内に埋め込まれたチップ

もう一つの種類のチップがありますが、まだアメリカでは発売されていません。こちらは体温を測定するもので、胸にカプセルを装着し、それをスマホでスキャンして体温を測るという仕組みです。

「この技術の黎明期であり、非常にニッチな製品です。そして、多くの反発がありました。ビル・ゲイツがコロナワクチンに追跡チップを仕込んだと考える人たちまでいました。面白いのは、このチップは何も追跡できないことです。どこまでも追跡されるには外部電源が必要です。一方でみんなが持っているスマートフォンは、とにかくどこに行ってもデバイスを追跡しており、グーグルの位置情報履歴を見れば、どこに行ったか順を追って表示されるのを忘れているんです。また、チップ設置の映像に獣のマークがあるとかで、フェイスブックに変なコメントを送ってくる宗教家もいます。黙示録には手や額に印をつけてサタンへの忠誠を示すとか、そういう話があるんだ。車の鍵を忘れる心配がないように。私はここでサタンを崇拝しているわけではないのです。」

チップを埋め込むのにかかる費用は?

このチップを身体に埋め込む費用は、400ドルです。

「みんなが思っているほど高くはないんです。私はベータテスターだったので、300ドルでチップを手に入れ、インストーラーがそれを入れるために100ドルだけ請求しました。彼にとっては、皮下ピアスと同じことなのです。」

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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