テスラのバッテリーサプライヤーであるパナソニックが、カンザス州への追加投資を検討していると報じられています。
まだ初期段階
この拡張の可能性は、社内ではフェーズ3と呼ばれており、新たなバッテリー生産ラインの構築を伴うとのことです。追加生産高の主な顧客は、パナソニックとの合弁事業であるギガ・ネバダ工場を持つテスラになるようです。
日経アジアは、この件に詳しいとされる人物のレポートを引用し、追加投資の規模はパナソニックの現在のデ・ソト工場と同程度になるだろうと述べました。しかし、同誌の情報筋の一人は、この計画は少なくとも現時点ではまだ初期段階であると主張しています。「最終決定はされていない」と日経の情報筋は述べるとともに、フェーズ3については年内にも決定される見込みのようです。
同誌の情報筋は、パナソニックは従来の2170セルの約5倍のエネルギー容量を持つ4680セルを製造するために、追加生産能力を利用する可能性が高いと述べています。パナソニックだけでなく、テスラ自身やLGエナジーソリューションなどの競合他社も4680バッテリーセルを開発製造中です。
値下げ後も利益を上げている
パナソニックがカンザス事業を拡大する可能性があるのは、かなり興味深い時期です。これまでの報道では、パナソニックはデ・ソト工場への初期投資予算のかなりの部分を、米国の建設コストのためにすでに費やしてしまったとする件がありました。にもかかわらず、テクノ・システム・リサーチの藤田光孝研究員は、パナソニックの計画はテスラからの安定した需要を示唆しているようだと述べました。
同研究員は、テスラが「値下げ後もきちんと利益を上げている」と述べています。
このことは、テスラが従来の自動車メーカー、特に電気自動車事業の赤字を埋めるために従来の内燃エンジン車やハイブリッド車に依存している自動車メーカーよりも有利になるはずです。藤田氏はまた、テスラがサプライヤーから4680バッテリーセルをさらに調達するよう働きかけている可能性が高いことを述べるとともに、テスラ自身の4680セルへの取り組みが遅れていることや、サイバートラック、テスラセミ、次世代ロードスターといった新型車の立ち上げを考慮していることを示唆しました。
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