LGエナジーソリューション（LGES）のキム・ドンミョンCEOは、早ければ今年の8月にもテスラの4680バッテリーセル生産を開始すると発表しました。
韓国と米国で生産予定
キムCEOはコリア・バッテリー産業協会の理事会イベントで記者団に以下のように語りました。
「すぐにやります。それくらいになると思いますが、（時期は）1～2カ月は前後するでしょう」
LGESは韓国忠清北道の梧倉工場で4680バッテリーセルの量産を開始する予定とのことです。韓国のバッテリー会社は、米国アリゾナ州での新工場が建設されれば、北米でもテスラの4680バッテリーの生産を開始する予定です。
テスラ以外とも協議中
LGESはテスラに4680バッテリーセルを供給する予定です。キムCEOは、LGエナジーソリューションはテスラ以外の顧客とも4680バッテリーの供給について協議中であると付け加えました。LGESは、中国の南京工場で4680バッテリーを大量生産することを考えています。
LGESが4680バッテリーセルの生産開始に向けた準備を進める一方で、テスラは自社の4680バッテリーセル生産ラインの改良を着々と進めています。2023年10月、テスラはギガファクトリー・テキサスで2,000万個目の4680バッテリーセルを製造したと発表しています。2023年第4四半期および通年の決算説明会で、イーロン・マスク氏とテスラの別の幹部は、2024年は4680バッテリーセルの生産を拡大する大きな年になると以下のように語りました。
「つまり、これはサプライヤーを置き換えるということではありません。サプライヤーを補うということです。」
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