テスラ、自動運転プログラム開発への累積投資額は今年100億ドル(約1.5兆円)を超える見通し

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https://youtu.be/2VWyaAzwMT0
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自動運転を追求するには、それなりの投資が必要です。これはイーロン・マスク氏が最近のソーシャルメディア・プラットフォームXへの投稿で強調したもので、テスラの自動運転プログラムへの累積投資額は今年100億ドルを優に超えると述べました。

EVへの累積投資は4兆ドル

テスラの自動運転への累積投資に関するマスク氏のコメントは、テスラの高度運転支援システムのための訓練プロセスについて推測したEV擁護者への回答でした。テスラが自動運転車両のトレーニングに取り組んでいることは、特に同社のテスラFSD車両が現在までの累計走行距離が10億マイルを超えたと発表した後、最近注目されているトピックです。

しかし、XでのCEOの回答によると、テスラのトレーニングコンピューティング、データパイプライン、ビデオストレージへの累積投資額は今年100億ドルを超えるとのことです。しかし、マスク氏は、この金額でさえ、同社の車両への2500億ドルの投資に比べれば小さなものだと指摘しています。

イーロン・マスクCEOは以下のように指摘しています。

「一般化された自動運転を実現するのは驚異的に難しく、上記のようなこと、そしてそれ以上のことが必要です。トレーニング用計算機、巨大なデータパイプライン、膨大なビデオストレージへの投資は、今年累計で100億ドルをはるかに超えるでしょう。しかし、それはテスラが設計したAI推論コンピュータがドライバーによって訓練され、道路を走る車のへの投資4兆ドルに比べれば大したことではありません。」

アップルを超えて

マスク氏が最近のXに引用した金額は非常に大きいですが、テスラがこれまでに600万台以上の車を生産していることを考えると、このような投資は十分に使われているように思えます。テスラの自動運転プログラムへの100億ドルの投資も、今のところ限定的とはいえ、テスラFSDがすでにある程度の収益を上げていることから、リソースを相当有効に使っていると考えられます。

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https://www.ecodriveautosales.com/

その背景として、ハイテク大手のアップルは、自動運転に重点を置いたとされる独自の車を開発する試みに、10年間で100億ドルを費やしたと報じられています。簡単に言えば、世界で最も価値のある企業のひとつが、実現しなかった車両に100億ドルを費やしたのに対し、テスラは自動運転プログラムの開発に同額を費やしたということです。この2社では、テスラの方が間違いなく何かを成し遂げているように思えます。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・編集して作成しています。

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