テスラ、キャビン・オーバーヒート対策のための温度調整を導入へ

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イーロン・マスク氏は、テスラの次のソフトウェアアップデートで、自動温度調節機能「キャビンオーバーヒート保護」の起動温度をドライバーが調整できるようになると公表しました。

キャビンオーバーヒート保護機能は、テスラ車に搭載されているキャビン温度制御システムです。同機能は、極端に暑い状況下で、数時間にわたって車内の温度を下げることができるものとなっています。

モデル3オーナーズマニュアルによると、キャビンオーバーヒート保護は、乗客が車両から離れた後、またはバッテリーの充電量が20%に低下するまで、12時間作動させることができます。この機能を作動させると、エアコンを使用しない場合(ファンのみ作動)、または車内が40℃を超えたときにはエアコンをオンにしても作動させることができます。

テスラの自動キャビン過熱保護機能は記録的な熱波でこそ真価を発揮するはず。
次のソフトウェアリリースでは、起動温度を調整する機能が搭載される予定です。

テスラはマニュアルで、キャビンオーバーヒート保護を有効にしていても、車両が危険なほど高温になる可能性があることをオーナーに警告しています。ドライバーは、キャビンオーバーヒートプロテクションを作動させただけの状態で、子供やペットを車内に放置しないでください。駐車中に車内に留まりたい場合は、テスラにはドッグモードやキャンプモードといった他の機能があります。

イーロン・マスク氏は、記録的な熱波では、キャビンオーバーヒート保護機能が大きな違いをもたらすはずだと指摘しました。テスラのCEOは、この発表をツイートした際に、これまでの彼の経験から語ったようです。

米国国立気象局(NWS)によると、現在、テキサス州オースティン/サンアントニオでは、7月12日(火)午後7時(日本時間)まで猛暑注意報が出ています。NWSは、「最高気温が101°F(38℃)から108°F(42℃)となる危険な高温状態」と警告を発しています。

米国商務省の機関である米国海洋大気庁(NOAA)によると、テキサス州では今年はこれまでの歴史上5番目に暖かい6月となったとのことです。一方、フロリダ州、ルイジアナ州、ミシシッピ州では、それぞれ今年6月の気温が上位10位までを占めた。また、NOAAは、2022年に入ってから、温暖化に起因すると考えられる異常気象、竜巻、ひょう、極度の干ばつなど、10億ドル規模の気象・気候災害が米国で9件発生したことを紹介しています。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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