2022年2月のドイツEV販売台数の1位、2位をテスラが独占!

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Credit:Cleantechnica
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半導体不足が続くドイツでは、混乱が日常茶飯事であり、今は何でもありの時代と言えるでしょう。

自動車市場全体では前年比3%増と一息ついた状態ですが、その背景にはBEV(Battery Erectric Vehicle:バッテリー型電気自動車)の販売好調(前年比55%増)があります。先月のBEV登録台数は28,306台で、市場全体の14%を占めるにいたりました。これは、ディーゼル(前年比マイナス16%)やガソリン(同マイナス6%)、さらにはPHEV(同マイナス1%)とは異なり、市場全体を牽引しました。PHEVの登録台数は21,583台で、市場全体の11%でした。つまり、BEVがこのドイツにおける自動車市場の主役になりつつあり、こうした状況は少し前までは考えられなかったことです。

2022年2月単月 ドイツでのプラグイン車販売台数ランキング

2月のシェア25%で累計23%(BEV13%)となったので、年末には30%になる可能性もありそうな状況です。

2022年2月 ドイツにおけるプラグイン自動車ランキングトップ20
https://cleantechnica.com/2022/03/19/tesla-model-3-model-y-top-ev-sales-in-germany-in-february/

テスラは、ドイツで初の1位と2位を独占し、素晴らしい月となりました。モデル3の販売台数はもはや驚きの台数であり、この2月の結果はオフピーク時期での記録的なパフォーマンスとなりました。2位となったモデルYは、ギガ上海製のユニットを使用してこの記録を達成しました。つまり、この電動クロスオーバーが中国製で2,254台の販売を記録できるなら、すでに稼働開始が決定したMIG(Made in Germany)ユニットでどれだけたくさん売れるか想像してみてほしいです。

モデル3は、3,690台の登録台数でガソリン車を含めた総合ランキングでも4位となったので、この3月には約6,000台の登録台数を達成して総合ランキングで表彰台に立つことが期待されます。

また、2月のドイツ車ランキングでトップだったメルセデスGLC PHEVは6位にとどまるなど、既存自動車メーカーにとって「破壊的で歴史的な時代を迎えている」ことがうかがえる結果です。

注目のスペイン車キュプラ・フォルメントールPHEVが3位に、そして4位にかわいいイタリア車フィアット500e、5位に競争力のある韓国車ヒュンダイ・コナEVが続いています。

そして、フォルクスワーゲンのベストセラー、ID.4は9位にとどまりました…。

また、12位の三菱エクリプス クロスPHEVは、過去最高の980台の登録台数を記録し、日本車メーカーの健在ぶりがうかがえます。14位は現代自動車のIoniq 5で、948台の登録台数を記録し、このように、韓国の自動車メーカーは、先月のトップ20に2つのモデルが入っています。

また、上位20車種のうち、11車種が外国車であることも興味深い結果です。

また、オペル・コルサEV(702台)、アウディQ4 e-tron(647台)も、他のモデルで好調な成績を収めているにもかかわらず、本国では芳しい状況ではありません。

2022年累計 ドイツでのプラグイン車販売台数ランキング

2022年累計 ドイツにおけるプラグイン自動車ランキング
https://cleantechnica.com/2022/03/19/tesla-model-3-model-y-top-ev-sales-in-germany-in-february/

しかし、ドイツの自動車メーカーの不振はこれだけにとどまらないです。年間累計でもトップ10にドイツ車はわずか3車種しか入っていない状況です。

また、米国のテスラが2台もランキングの上位を占めるという屈辱もありますが、このトップ10に入った3台の小型モデル(A・Bセグメント)は、フィアット500e、現代コナEV、ルノー・ゾエはいずれもドイツ製モデルでないことも特筆すべき点です。これは、中型カテゴリーにおけるテスラの脅威に加え、ドイツの自動車メーカーが取り組むべきもうひとつの課題を浮き彫りにしているのです。

それは、ドイツメーカー製の小型EVがどこにあるかということです。表の後半には、13位のBMW i3、14位のオペル・コルサEV、16位のスマートEV、17位のフォルクスワーゲンe-Upがあるにはありますが、ほとんどが引退間近なのです。

BMWとメルセデスはそれほど心配する必要はないと思われますが(結局、小型車は彼らの得意分野ではない)、フォルクスワーゲンにとっては別問題で、小型EVの発売時期が2025年に設定されているだけで、貴重な年月が失われると思われます。

他の既存自動車メーカー(VWより早く登場するステランティスとルノーの第2世代小型EVなど)だけではなく、アジアの競合(この頃には現在よりはるかに多様で激しくなっているだろう)にも負けている可能性が高くなります。

しかし、年間累計ランキングに戻ると、今年のトップ20には14の完全電気自動車モデルがランクインし、ルノー・トゥインゴEV、アウディQ4 e-tron、オペル・モッカEV、メルセデスA250eらが300台未満なので、この3月にはもう少し順位を上げていくかもしれません。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

自動車の電動化は中国→欧州→ドイツ→その他→そして最後に日本、という順番になりそうです。まさに、ガラパゴス…。

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