世界最大のバッテリーメーカー中国CATL、テスラとM3Pバッテリーを開発・検証中との報道

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Credit:CATL
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中国現地メディアの報道によると、世界最大のバッテリーメーカー中国CATL(Contemporary Amperex Technology Co.)とテスラとの間でM3Pバッテリーの開発・検証を進めているとのことで、この最新情報は、この件に詳しいとされる関係者が伝えたものです。

テスラとつながりが強いCATL

中国を拠点とする出版社The Paperのレポートによると、CATLは、同社のM3Pバッテリーが、中国奇瑞(Chery)と華為技術(Huawei)が共同開発した車両にすでに搭載されていることを認めています。このことから、チェリーとファーウェイが共同開発した全電動車セダン「Luxeed S7」が、CATLのM3Pバッテリーを搭載した最初の車になる可能性があります。

M3Pバッテリーとは?

正極材にリン酸マンガン鉄リチウム(LMFP)を利用する。CATL社は、三元系(NMC:ニッケル・マンガン・コバルト)材料をLMFP材料に混ぜてM3Pバッテリーの正極材とし、LMFPバッテリーの弱点、寿命の短さと内部抵抗の高さを解決したとのこと。M3Pのエネルギー密度は一般的なLFP(リン酸鉄リチウム)バッテリーよりも15〜20%向上し、最大で210Wh/kgに達するが、コストはLFPバッテリーと同等とされる。

CATLは2月28日、投資家の質問に答える中で、M3Pバッテリーの他の顧客との提携を進めていることも述べました。そのうちの1社がテスラになる見込みのようです。CATLがすでに、ギガファクトリー上海で生産されるテスラに使用されるリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーをテスラに供給していることを考えれば、こうした期待は驚くことではありません。

航続距離700km以上がターゲット

2022年7月に開催されたバッテリー・カンファレンスで、CATLのチーフ・サイエンティストであるウー・カイ氏は、M3Pバッテリーは従来のLFPバッテリーよりも高いエネルギー密度を特徴とする新しい材料システムに基づいていると述べました。また、CNEV Postのレポートによると、M3Pバッテリーは航続距離700k以上の自動車市場をターゲットにすると予想されています。

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Credit:CATL

CATLのM3Pバッテリーがテスラの電気自動車に搭載されるという噂は以前から流れていました。2023年8月上旬、地元メディアのLatePostは、テスラのモデルYにはM3Pバッテリーが採用されるとするレポートを発表しました。その数週間後、シナテックは、テスラがモデル3にM3Pバッテリーを採用すると主張し、オール電化セダンの航続距離が約10%向上すると伝えました。

しかし、ご存知のようにこれらの報道は今日まで憶測にとどまっています。

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