イーロン・マスク氏、運転中の違法ライブストリーミングに警察は罰金なし

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イーロン・マスク氏は先週8月25日金曜日の午後、米カリフォルニア州パロアルトをドライブする際、携帯電話を持ったまま運転していましたが、これはカリフォルニア州法では明らかに違法です。しかし、パロアルト警察は罰金を科さないと伝えられています。

現行犯でない

パロアルト警察のジェームズ・ライフシュナイダー警部は電子メールで以下のように伝えています。

「もし警官が運転手が携帯電話を手に持っているのを目撃していたら、カリフォルニア州のハンズフリー法違反で違反切符を切ることもできたでしょう。しかし今回の場合、発生時にそれを直接目撃した警官がいなかったため、違反切符を切られることはありません。」

ライブストリームの途中で赤信号を無視していた「完全自動運転」システムを止めさせたり、30分付近で自らカメラを向けたりして、マスク氏が運転席にいることは明白です。

確かに、パロアルト警察は世界一の大金持ちを追いかけて20ドルの罰金を取るより、もっとするべき事があるはずです。(これは初犯に対する唯一の罰です。2回目の違反で運転記録に違反点数が加点されることはありますが、それは最初の違反から3年以内に起こった場合に限られます)。

明らかに運転席でスマホ片手に運転するイーロン・マスクCEO

もはや個人というより国家

しかし、マスク氏はこれまで何度も法律を無視することで知られており、彼の権力を疑い始めている人もいます。ピューリッツァー賞を受賞したジャーナリスト、ローナン・ファロー氏は最近、ニューヨーカー誌で「イーロン・マスク氏の影の支配」を発表し、以下のように表現しています。

「彼の権力の意味するところは、個人というより国家に近いのです。」

同僚のアンドリュー・ホーキンス氏が指摘するように、米国政府はマスク氏に関して大きな決断を下そうとしているのかもしれません。オートパイロットの車が停車中の緊急車両に衝突した十数件の事故に関する米国運輸保安庁の調査を受けて、テスラのオートパイロット・ソフトウェアのリコールを強制するかどうかです。

ライフシュナイダー警部によると、同署がドライバーの違反を直接目視しない場合に違反切符を切らないのには現実的な理由があるとのことです。

「警察官は、個人的に観察したこと(つまり、運転手の手に携帯電話が握られているのを見たこと)を法廷で証言することが必要になるのです。」
この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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