テスラのギガファクトリー・テキサス、1週間4,000台の生産を達成も…

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Credit:Tesla
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テスラのギガファクトリー・テキサスは、1週間で4,000台の生産という新たなマイルストーンを達成しましたが、同工場は、切磋琢磨する生産増強競争でギガファクトリー・ベルリンの後塵を拝しています。テスラは、ギガファクトリーベルリンとギガファクトリーテキサスという2つの主要工場を同時に量産体制に移行させています。これら二つの工場は2022年3月と4月に相次いで生産稼働を開始したことにより、両者の間に一種の競争環境が生まれました。

テスラは通常、新車両を新工場において量産化する場合、週5,000台の製造を目標と考えています。先月、ギガファクトリー・ベルリンは、モデルYを1週間で5,000台生産し、その目標を達成しました。

当時、ギガファクトリー・テキサスは週3,000台のモデルYを生産していることしか知られておらず、テスラは12月から生産率を更新していませんでした。本日、テスラはギガファクトリーテキサスが1週間で4,000台の生産率を達成したと公式に発表しました。

こうした状況から、テキサス・オースティンにあるテスラの工場は、ドイツの同僚に少し遅れをとっているということになります。しかしながら、ギガファクトリー・テキサスは、ギガファクトリー・ベルリンとは異なる課題に直面しています。

ギガファクトリー・テキサスで生産される車両の一部は、テスラの新しく製造されている4680バッテリーセルを搭載しており、新しい「ストラクチュラル・バッテリーパック」シャーシを利用しているというのがその主な違いです。

テスラモデルYnストラクチャラル・バッテリーパック

先日お伝えしたように、テスラは4680セルの生産量を増やすことに問題を抱えていることが知られています。テスラは、他の工場と同様に一部テキサス工場でも2170バッテリーセルを搭載したモデルYを生産することで対応していますが、この4680セルへの対応が工場の生産に影響を与えていると考えられています。

とはいえ、ギガファクトリー・テキサスの新しい生産能力到達により、テスラは今年、年間200万台の生産能力を持つという目標に近づいていると考えらえます。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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