テスラ、ギガ・ベルリン、わずか1年で生産台数が週5,000台に到達

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テスラのドイツ工場、ギガファクトリー・ベルリンでは、1週間で生産台数5千台、つまり年間生産台数26万台の製造能力を立ち上げからわずか1年で達成したことを公表しました。

テスラは、欧州の顧客への納車を開始してわずか1年後のこの週、ベルリン郊外のギガファクトリー・ベルリンが1週間で5,000台を製造したと公式に発表しました。

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テスラのギガ・ベルリン工場は、1カ月も前に、予定より大幅に早い週4,000台の稼働率に達したと発表したことを考えると、その成長は目覚ましいものがあります。

テスラは先週初めに工場開設1周年を迎えたばかりですが、欧州におけるテスラ初の自動車生産施設の成長と立ち上がりは、この地域での成功に不可欠なものでした。

欧州は電気自動車にとって最も競争の激しい市場の一つであり、この地域を古くから本拠地としている企業によって支配されてきました。フォルクスワーゲンは、テスラがギガ・ベルリンでこの地域に参入するまでは、メーカー別の販売台数が最も多い企業だったのです。

テスラがベルリン工場を建設して生産と納品をキックオフする前は、中国の生産拠点であるギガ上海から車両を輸出し、欧州大陸に持ち込んで旺盛な需要に応えていました。

テスラは、ベルリンで加速度的に生産を開始し、四半期末の追い込みを続けているようです。これは、四半期ごとに成長を拡大するために、できるだけ多くの納車を押し進めようとするテスラにとっては、これまでと同じ状況です。

Wolfpackberlin(@Berlinergy経由)の写真によると、ギガ・ベルリン周辺のテスラロットは、顧客配送のために準備されている車両でいっぱいだそうです。

ギガベルリン工場で出荷を待つテスラモデルY

テスラは、2023年第1四半期の納車台数を増加させるため、これらの車両はドイツの顧客に納車され、その周辺地域にも納車される予定です。

電気自動車関連の情報サイトEU-EVsが追跡している登録データによると、テスラはこれまでのところ2023年を支配しているようです。テスラはこれまでに欧州で36,036台を販売し、欧州市場の19.5パーセントを占めています。フォルクスワーゲンは2位で、販売台数は21,552台で、市場全体の11.7%を占めています。

https://eu-evs.com/bestSellers/ALL/Brands/Year/2023

テスラはギガ・ベルリンでの生産を年間100万台まで拡大する計画もあり、3月初めに拡大申請書を提出しています。

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