テスラは、2024年最初のソフトウェア・アップデート2024.2を発表し、待望の新機能であるアダプティブ・ヘッドライトを搭載しました。残念ながら、この機能はアップグレードされたモデル3に限定されており、その結果、今のところ欧州でのみ利用可能です。
「アダプティブ・ハイビーム」
先月、テスラが新型モデル3ハイランドに新機能「アダプティブ・メインビーム」ヘッドライトを間もなく追加することを明らかにした欧州の認証文書が公表されました。当時私たちは、テスラが新型モデル3のハードウェアを発売からわずか数カ月でアップグレードする可能性は低いと思われたため、この新機能は無料のOTA（Over-the-Air）ソフトウェアアップデートで現れるだろうと示唆しました。
結局のところ、答えを待つのに長い時間は必要ありませんでした。1月18日木曜日にテスラは最初の2024年版のソフトウェアアップデート、2024.2の配布を開始し、欧州でのリリースノートには「アダプティブハイビーム」が含まれています。
TFFフォーラムで共有されたリリースノートによると、アダプティブ・ヘッドライトはハイビームでのみ機能し、「他のドライバーや自転車への眩しさを軽減するように調整します。」とのことです。
「他の道路利用者を検知し、ヘッドライトの個々のピクセルを選択的に暗くすることで、ハイビームをより長く点灯させることができ、夜間の視認性が向上します。」とリリースノートには説明されています。
旧型のモデル3および現状のモデルS/X/Yも、個々のピクセルを選択的に消灯/調光する機能を備えたマトリックスヘッドライトを2021年以降のクルマに搭載しているにもかかわらず、今のところ、アダプティブヘッドライトはアップグレードされた新型モデル3だけのもののようです。
Here is the kicker:
— Dennis Raßmann (@showp1984) January 18, 2024
I thought highland does NOT have Matrix LED lights. From the images I can see I do not see a projector lens. Might be a reflector-projector combination with a hidden lens to have a smaller appearance.
Hopefully this will come to Y & 3 which do have them (too) pic.twitter.com/oSzOKlRsw2
実際にアダプティブ・ヘッドライトが搭載されるかどうかは、北米で最初のハイランド・モデル3が納車されるまで待つ必要があります。新型モデル3の北米での最初の納車は今月中に行われる予定です。
このソフトウェア・アップデートはカナダとアメリカのテスラ従業員にもリリースされており、北米版の2024.2には明らかにアダプティブ・ハイビームは含まれていません。そのリリースノートに記載されている唯一は、「改善と重要なセキュリティ修正」だと言われています。
このアップデートは欧州でリリースされたばかりなので、新しいヘッドライト機能のテストは行われていません。
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