次はアジア?テスラ、ギガファクトリー「タイランド」開設に向けて交渉中:関係者

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Credit:Tesla
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テスラはタイ政府と同国におけるギガファクトリー建設の可能性について協議していると、同国首相府の関係者が本日発表しました。

EVもしくはバッテリー工場

テスラとタイは数年前から提携の可能性について協議しており、両者はより真剣な関係を築き、ギガファクトリー・タイランドの可能性について会談し、話し合ってきました。

タイ政府関係者は、テスラが国内のどこかに生産施設を建設することを検討していると述べており、事態は明らかに正しい方向に進んでいます。

3月4日月曜日、関係者は、それがEVまたはバッテリー製造のためのものである可能性があることを認めました。

この報道は、特に2023年後半にテスラとタイ政府関係者が何度か訪問したことを受けたものです。昨年、テスラは北カリフォルニアのフリーモント工場でスレッタ・タビシン首相をもてなし、首相とラース・モラヴィー氏はサイバートラックの上で記念写真を撮ったりもしました。

テスラの波及効果

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Credit:Tesla

昨年のテスラとタイの会談はこれだけではありません。タイ首相は11月のインタビューで、テスラがタイに関係者を派遣し、工場の候補地を視察すると述べています。また、スレッタ首相は9月にもニューヨークでイーロン・マスク氏と会談し、テスラ、スペースX、スターリンクについて話し合ったとのことです。

タイは現在、自動車製造業が盛んで、東南アジア地域で最大の自動車生産・輸出国となっています。しかし、タイは企業のEV生産の主要拠点となることを目指し、EV分野への支援強化に取り組んでいます。

ロイター通信によると、すでに中国の自動車会社から14億4000万ドル以上の投資を獲得しているとのことです。

タイがテスラを高く評価していることは明らかで、すでに中国のEV企業向けに生産施設を設立していることから、いくつかの理由でテスラをタイに誘致したいのでしょう。ひとつは、テスラが世界最高のEV企業として高く評価されていることで、BYDは第4四半期に世界販売台数でテスラを上回ったものの、テスラがEV技術のリーダーであることに変わりはないでしょう。

もう1つは、テスラがこの地域に進出することで、他の自動車メーカーがタイを生産拠点として検討する可能性があることが挙げられます。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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