テスラが次のギガファクトリーをカナダで計画している可能性があるようです。カナダオンタリオ州におけるテスラ社のロビー活動がこれを示唆していると、地元紙が報じています。
電気自動車情報サイトのElectricが入手した活動報告書によりますと、テスラは新工場の候補地としてカナダオンタリオ州政府にロビー活動を展開しているとのことです。カナダでは、企業は政府へのロビー活動をすべて開示することが義務付けられているため、この情報が公開されたのです。
先月、テスラは新たな目標の概要に関する情報を明らかにしました。特に、カナダオンタリオ州政府と協力し、同州に製造施設を設置する可能性を探ることを示唆しています。
「北米の高成長製造拠点と競争力のある地位を確立することにより、カナダオンタリオ州の競争力を高め、資本投資を誘致する能力を高めることを意図して、産業および/または高度製造施設の許可改革の機会を特定するために政府およびその機関と連携する。 また、産業および/または高度製造投資に対するカナダオンタリオ州の魅力をさらに高め得るインセンティブプログラムを特定または調整するために政府と連携する。」
テスラは、以前から新拠点を予告し、多くの人が、同社にとって便利なカナダであろうと推測していました。同国ではテスラ車の需要が伸び続けており、現地市場の需要を満たすような工場を持つことは賢明なことと考えられます。また、オンタリオ州には海港があり、車を海外に輸出するには適地と言えます。加えて、カナダの企業は既にテスラに生産用の資材を供給しており、これも工場立地の重要な要素となっていると考えられます。
8月4日に開催された年次株主総会「サイバーラウンドアップ」で、テスラのイーロン・マスクCEOは、テスラが今年後半に新工場の所在地を発表すると述べ、さらに、同社はカナダを含む北米での製造拠点を検討しているとも述べました。
「我々は(次のギガファクトリー)用地を検討していますが、北米でもいくつかの用地の選択肢を検討し、カナダとメキシコ、そしてアメリカ合衆国も含めてです。」
カナダ連邦政府の革新・科学・教育大臣(ISED)フランソワ・フィリップ・シャンパーニュ氏の事務所は、エレクトリック・オートノミー・カナダの報道に対し、次のように回答しています。
「我々は、自動車産業がカナダ経済にとって、また自動車産業で雇用されている何十万人ものカナダ人にとって、いかに重要であるかを知っています。だからこそ、より多くの企業をカナダに、そしてEVのエコシステム全体に取り込むことを含め、カナダの自動車産業の未来を確保するためにたゆまぬ努力を続けているのです。我々の政府の投資が、世界中の自動車メーカーや企業から注目されていることは喜ばしいことであり、我々は、カナダ人が世界的なEVへのシフトから利益を得ることができるよう、今後も全力を尽くします。」
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