直近のテスラ株の暴落はあるとはいえ、テスラは2022年、かなり驚異的な1年を過ごしました。まもなく開ける2023年に向けて、この成果についてまとめて見てみることも必要な気がします。テスラは公式ツイッターで、2022年がEVにとって良い年になったことを支援してくれたサポーター、従業員、顧客に感謝するスレッドを公開しました。
そしてテスラは2022年に達成した成果の長いリストを共有しましたので、今回はそれをご紹介します。
2022年はEVにとって大きな年でした。テスラのオーナー、サポーター&社員の皆さん、世界の持続可能なエネルギーへの移行を加速させるために、ご協力ありがとうございました。
以下は、テスラが上げた2022年の成果と、それに関連する記事です。
ギガファクトリー
- 2022年春に、欧州初の本格的テスラ工場ギガファクトリー・ベルリン、世界最大の建築物となる米国テキサスオースティンにギガファクトリー・テキサスの稼働開始
- カリフォルニア州ラスロップにメガパック工場(年間 1 万個のメガパックを生産可能)を開設
- フリーモントとネバダの工場で200万台目の車両を製造
スーパーチャージャー
- スーパーチャージャーネットワークを米国全50州に拡大し、全世界のスーパーチャージャーが4万台に到達
- ヨーロッパ15カ国で、テスラ以外のEVにもスーパーチャージャーネットワークを開放
モデルY
- ベルリン、ブランデンブルグ、テキサスの工場からモデルYの出荷を開始
- モデルYでビートル(1969年)のノルウェーでの最多販売台数記録を更新
- モデルYおよびモデル3が、最もアメリカらしい車にランクイン
- ギガ・テキサスとギガ・ベルリンで車両生産を継続し、12月中旬には両社で週3,000台のモデルYを生産
- モデルYとモデルSがユーロNCAPで5つ星を獲得し、現行のプロトコルにおける加重安全性 総合スコアが最高に
- モデルYの新色2色を欧州で発売:クイックシルバーとミッドナイトチェリーレッド
ソフトウェア
- 11回のソフトウェアアップデートにより、87の新機能を搭載
- 最大限の楽しさを実現するPlaid トラック・モードを発表
- 北米でFSD(完全自動運転)を購入した人なら誰でもFSDベータ版をリクエスト可能に、合計28万5千台まで到達
新製品その他
- 人工知能イベント第2回AIデーを開催し、ヒト型ロボット「オプティマス」(テスラボット)を世界へ紹介
- 電気セミトレーラー・テスラセミを初めて納車
- 北米充電規格を発行し、EV充電コネクタの設計を世界に公開
- テスラエレクトリックをカリフォルニア州、テキサスで開始。パワーウォールのオーナーは、持続可能なエネルギーを生成、使用、輸出し、自宅の電力をまかなうことができるように
- ソーラーパネルとソーラールーフの設置台数が50万台を突破
- 4680バッテリーセル生産量の記録を更新、1週間の総生産量は1千数百台分に相当
- 第3回インパクト・レポートを発行
そして、2023年もこれらは継続予定、とのことです。こうしてみると直近の株価下落はイーロン・マスクが言うように「狂気の沙汰」という感じです。上記に成果に加えて、収支も大幅に改善しているのですから。
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