2020年電動車(BEV+PHEV)の世界販売台数が320万台を突破!

bev&phev TESLA News
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2020年は電動自動車(BEV+PHEV)にとって素晴らしい年となりました。BEV+PHEVの世界販売台数は、前年の226万台に対して324万台(対前年143%)になります。新型コロナウィルスの第1波の時には未曾有の経済不況に見舞われましたが、2020年に欧州で登録されたBEVおよびPHEVは140万台近くにのぼり、前年比20%減の自動車市場において、2019年よりも137%も増加しました。これは、魅力的な新モデル、環境負荷低減の補助金政策による後押し、CO2排出制限義務化、認知度の大幅な向上、EVの強力なプロモーションなどが組み合わさった結果と思われます。

世界の月次電動車増加割合 https://www.ev-volumes.com/

世界の電動車成長

現在欧州の自動車マーケットは、中国に代わってEV成長の原動力となっています。2015年以降、初めて欧州のEV販売台数が中国のNEV販売台数を上回りました。EVのシェアでも、欧州が中国をさらに上回っています。電動車(BEV+PHEV)のマーケットシェアは、欧州(英国を含むEUおよびEFTA諸国)域内で、2019年の3.3 %から2020年に10.2 %に大幅に増加しました。同じ時期の中国における電動車のシェアは、この期間に5.1%から5.5%に増加ということで、欧州の増加率を下回ります。

電動車(BEV+PHEV)地域別 納車台数 右端の数字は全自動車市場の成長率
https://www.ev-volumes.com/

欧州以外の地域では、EVの成長は緩やかでした。中国の 電動車販売は下半期に大きく回復し、年間で 12%増加しました。米国では、Tesla Model-Yの販売が開始されたにもかかわらず、EV販売台数はわずか4%の増加にとどまりました。その他の市場では、日本、カナダ、オーストラリアでは減少しましたが、韓国、台湾、インド、イスラエル、アラブ首長国連邦、香港では増加しました。

このグラフを見て思うのは、もちろん欧州の電動車成長が顕著なのは分かるのですが、世界第3位の自動車市場である日本における電動車が圧倒的に少ないという悲しい現実です。

EVの普及は欧州がリード

ほとんどの国で、電動車(BEV+PHEV)は、自動車市場全体よりもコロナ危機に対する回復力が高かいようです。数量ベースでは、世界の電動車(BEV+PHEV)の販売台数は前年同期比で43%も増加しましたが、世界の軽自動車市場は14%も減少しました。
世界市場での電動車シェアは、2019年の2.5%から2020年には4.2%に増加しました。欧州のEV販売台数は、第2四半期に最大80%の販売台数減を記録した自動車市場の中で137%増となり、結果として中国を抜きました。欧州における本格的なEVブームは6月と7月に始まり、12月には28万5,000台近くを販売してピークに達し、前年同期比で260%増、市場シェアはなんと20%に達しました
また、中国の 電動自動車販売は下半期に回復し、7 月から 12 月までの平均で前年同期比 80%増となりました。
米国のEV販売台数(前年同期比4%増)は、テスラモデルYの導入により、その他の自動車市場(前年同期比15%減)を上回ることになりました。テスラは、米国における電動車の全販売台数の62%、バッテリー型電気自動車(BEV)の全販売台数の79%を占め、この分野での支配的地位を拡大しました。

電動車の年次成長 https://www.ev-volumes.com/

ドイツが中国に次ぐ第2のEV市場に

ドイツにおける電動車(BEV+PHEV)の販売台数は、2019年に比べて254%増加し、BEVでは191%、PHEVでは351%となりました。ドイツの電動車販売台数のうち、PHEVが半分を占めており、2020年の世界平均はPHEVが31%、BEVが69%となっています。昨年の世界のプラグイン販売台数の8台に1台はドイツでの販売でした。

欧州の多くの市場では、EVの販売台数が2019年に比べて2倍または3倍に増加しており、欧州は2020年の世界のEV販売台数の43%を占めています(2019年は26%)。 米国は欧州に遅れをとり、販売台数はテスラ社の販売能力にかかっています。中国の電動車販売台数は、2020年下半期に正常に戻り、12月だけで24万台に達しました。

俯瞰的に見ると、世界のEV販売台数は台数的にはS字カーブに戻り、シェア的にはトレンドをやや上回っています。2021年の電動車販売台数は460万台を見込んでおり、北米と中国での伸びが大きいと考えています。欧州では、昨年の137%の増加を繰り返すことはできないでしょうが、200万台の販売は可能だと想定されます。

この記事はこのサイトを引用・翻訳して編集して作成しています。

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