VW、テスラのEV充電プラグNACS採用に向け交渉中も、トヨタは沈黙を守る

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Credit:Electrek
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業界全体がテスラのNACS規格採用へ足並みを揃える中、世界トップクラスの販売台数を誇る自動車メーカー2社は、まだ明確な態度を示していません。しかし、この状況も近いうちに変わるかもしれません。

一気にNACS採用の流れ

ここ数週間で、フォード、GM、ボルボ、ポールスター、リヴィアンが自社の車両にテスラの充電コネクターNACSを採用する計画を発表するなど、EV充電規格の標準化に向けて着々と実績を積み上げています。しかし、まだこの動きに対して態度を保留している注目すべき企業も数多くあります。

アウディ、ベントレー、ブガッティ、ポルシェ、ランボルギーニなどのブランドを傘下に持つ世界最大級の自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、テスラのNACSに対応するポートを自社のEVに設置することについてテスラと協議中であると先日声明で発表しました。この声明は、同社グループで北米でEV充電ステーションを運営するエレクトリファイ・アメリカが、「北米充電規格」(NACS:North America Charging Standard)とも呼ばれるテスラ規格の充電プラグの追加を間もなく開始するというニュースに続くものです。

フォルクスワーゲン・グループの開発責任者であるVWの拡大執行役員会のメンバー、ミヒャエル・シュタイナー氏は声明の中で、以下のように表明しています。

「私たちは、北米の顧客が追加の充電インフラを利用できるようになることを歓迎し、オープンスタンダードとシームレスな相互運用性によって充電体験を向上させることを常に目指しています。」

拡大するNACS連合にVWが加わることは、テスラCEOのイーロン・マスク氏にとって大きなプラスになることは間違いありません。VWは現在、北米ではテスラ、フォード、GMに次ぐ第4位のEV販売会社であり、欧州では最大の自動車会社です。VWがNACSを採用すれば、BMWやメルセデスなど他の欧州ブランドも追随する可能性が高くなるでしょう。

アジアメーカーではまだ採用無し

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ドイツの休憩スペース付きスーパーチャージャー
https://youtu.be/J8f2L5Na8BM

しかし、欧州でのテスラの見通しが改善する一方で、アジアでの見通しはまだ発展途上の状況と言えるでしょう。年間販売台数でVWに匹敵するトヨタは、業界がテスラのNACS充電規格に移行することについてまだコメントしていません。同社の広報担当者は、私たちが複数回コメントを求めたのに対し、回答しませんでした。

マスク氏としては、トヨタもNACS規格に一緒に参加すべきだと考えているようです。トヨタbz4Xの充電性能の低さに関する記事に返信した最近のツイートで、テスラのCEOは日本の自動車メーカーは「NACS連合に参加すべきだ!」と述べました。

日産もまた、将来のEVにNACSを採用することを検討しているかどうか、まだ何も言及していません。日産リーフは、業界全体がCCSに移行する前の第一世代CHAdeMO充電規格をまだ使用している数少ないEVのひとつですが、一方で日産の次世代EVであるアリアは北米ではCCSを採用しています。

一方、ヒョンデは最近ロイター通信に対し、テスラの充電プラグを採用するかどうか現在評価中であると回答しています。テスラのスーパーチャージャーは、ヒョンデと起亜の電気自動車の800ボルトの充電システムにはまだ十分な速度がなく、両社はこれが難点だと述べています。

最後に残る大手自動車メーカーは、ジープ、ダッジ、クライスラー、フィアット、プジョー、マセラティ、ラムなどのブランドを所有するステランティス・グループです。同社グループはロイター通信に対し、まだ契約は発表されていないものの、テスラのNACSアウトレットを将来の車両に追加することも検討しているとコメントしています。

こうした状況を鑑みると確かにマスク氏は現在、充電規格に関するすべてのカードを持っているようです。他の業界がNACS連合に参加するかどうかではなく、いつ参加するかという時間の問題になりつつあります。

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