テスラのイーロン・マスクCEO、トヨタにテスラ標準の充電方式「NACS連合」への参加を呼びかけ

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テスラのCEOイーロン・マスク氏は、北米充電規格(NACS)として知られる同社の充電コネクタをすでに採用している自動車メーカー連合に、トヨタが参加することを望んでいます。

テスラ標準の充電方式 NACS

ここ数週間、数多くの自動車メーカーや充電会社がすでにNACSコネクタの採用を表明しています。

この動きは米国の大手自動車メーカーフォードが始めたもので、フォードは主要自動車メーカーの中で最初に、2025年からすべてのEVをアダプターなしでテスラのスーパーチャージャーに対応するよう移行すると発表しました。また、来年からフォードのEVは北米の12,000カ所のスーパーチャージャーを利用できるようになりますが、アダプターが必要です。そしてその後、2025年からは、アダプターが不要になるということです。

そしてゼネラルモーターズは直後にとほぼ同様の提携を発表し、チャージポイント、ブリンク・チャージング社、ケンパワー社など多数の充電事業者もNACSを活用すると述べています。

ブリンク・チャージング社は以下のようにプレスリリースで発表しています。

「テスラ、GM、フォードが最近発表したことを考えると、技術が進歩し、業界の関係者が集まってベストプラクティスを評価する中で、EV充電業界が進化し続けているのです。」

NACSの標準化へ

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米国標準のCCS1コネクタとNACSの比較
Credit:Tesla

NACSは、あらゆる交通機関の電動化に焦点を当てた統括団体であるCharINによって標準化されていませんが、近々、さらに多くの大手自動車メーカーが同じ戦略を発表する可能性があります。

テスラCEOのイーロン・マスク氏は、トヨタbZ4X EVが「痛々しいほど遅い」充電体験をしたことに関するビジネスインサイダーの記事に対して以下のようにツイートしました。

「彼らはNACS連合に参加すべきだ!」

もちろん、NACSがあれば充電が速くなるわけではありませんが、コネクターがあれば、より多くの場所で充電できる可能性が広がり、長時間の移動も苦にならなくなるのではないでしょうか。トヨタは、EVの導入が遅れている自動車メーカーであり、代わりにハイブリッドパワートレインを選択していると言われています。今週、トヨタは航続距離を伸ばすために、高性能な全固体バッテリーを製造すると発表しました。これは、EVの生産コストを削減するための取り組みです。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・編集して作成しています。

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