テスラ、歩行者警告音システム(PWS)旧型車に「後付け」可能に

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テスラは、特定の期間に製造された旧モデル3およびモデルYに、歩行者警告音システム(PWS:Pedestrian Warning System)を後付けすることを計画していると報じられています。

テスラのPWSは、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)が定めた「19MPH(約30km/時)以下の速度で走行する電気自動車には音を鳴らすこと」という要件を満たすために開発・搭載されています。これは電気自動車の近くを歩く歩行者の安全性を考慮したものです。電気自動車は、エンジンを搭載していないため、低速走行時は非常に静かです。これは騒音対策としては優れていますが、歩行者、特に目の不自由な方にとっては非常に危険な状態となります。2010年にNHTSAが制定した「歩行者安全強化法」により、すべてのEVメーカーは2020年9月1日までにノイズメーカーを車両に搭載することが義務付けられました。

https://www.teslarati.com/tesla-pedestrian-noisemaker-retrofit/

これに対してテスラらしいやり方で、同社は義務化されるまで待たずにすぐにこれに対応しました。2019年9月初旬に顧客に届けられたモデル3には既にノイズメーカーが装備されました。また、2019年9月1日以降に製造されたすべてのモデル3には、あらかじめノイズメーカーが装備されているとのことです。

今回、2019年7月5日から2020年9月9日までに製造されたモデル3の車両にPWSを後付けできることを、テスラの関係者に確認しました。これは8月14日以前に製造されたModel Yも対象とし、費用は200ドルになるとのことで、後付けにはモバイルサービスの訪問が必要で、技術者が車が識別できるように取り付ける必要があります。

PWSの後付けは、安全性の確保だけではなく、娯楽面でのメリットもあります。このスピーカーは、バージョン10ソフトウェアで追加されたテスラのブームボックス機能(日本国内では規制により制限されている機能)によって利用されているからです。これは、車外の人に聞こえるように音を流すことができる機能で、TikTokなどのソーシャルメディアでは、テスラのオーナーが観客のために選んだ膨大な種類のオーディオを流すカスタムノイズがかなり話題になっています。マスクは、2020年後半にこの追加機能を検討していましたが、サービス技術者が対象となる車両に外部スピーカーを取り付けるようになったようです。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

通常スマートフォンを購入しても、ソフトウェアはアップデートしてもハードがアップデート後付でアップデートできることは稀です。もちろん自動車の世界でも「新しい機能を手に入れたかったら、新しい車に買い換える」ことが当然の市場で、このテスラの「Retrofit」(後付け)という手法は「欲しいときが買い時」を後押ししてくれる感じがします。

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