テスラ(NASDAQ: TSLA)は、2021年第1四半期の生産・納車実績を発表し、経済アナリストたちの懐疑的な予測を大幅に上回りました。過去最高の台数に達し、約18万5,000台を納車しました。
四半期単位で過去最高の実績
4月2日、テスラは2021年第1四半期の生産・納車実績を発表し、2020年第4四半期をさらに上回る結果となりました。これは、テスラのチームのたゆまぬ努力と、戦略的に考え抜かれた同社のロードマップを反映した、前例のない驚くべき結果です。
第1四半期のテスラの生産台数は180,338台、納車台数は過去最高の184,800台となり、2020年第4四半期と比較して2.34%の増加を反映しています。これまでは、前の年の第4四半期における納車台数を次の年の第1四半期に超えることができませんでした。
しかしながら、今回はこの状況を変えて驚異の納車を実現しました。テスラの中国の新工場(GIGA上海)が常に生産能力を高めて拡大しているおかげで、生産台数と納車台数の増加が順調に続いているのと考えられます。加えて現在工事中のGIGAベルリンとGIGAテキサスでの生産開始により、四半期ごとの数字の増加はさらに目を見張るものになることが予想されます。
世界で184万8千台の納車
2021年第1四半期、テスラは2,020台のModel SおよびXを納入しました。これは、アップデートされたModel SおよびX、加えてそのPlaidバージョンに向けた新しい設備や生産プロセスの試運転による生産の減速を反映したものです。しかし、Model 3とYの生産台数はこれを補って余りあるものでした。こうしてテスラは、180,338台のModel 3/Yを生産し、182,780台を納車しました。
製造数 | 納車 | |
model S,X | 0 | 2,020 |
model 3,Y | 180,338 | 182,780 |
合計 | 180,338 | 184,800 |
実際には、モデルS,Xはアップグレードのための準備期間として製造はされず、既存車両の納車のみで実質的には、モデル3,Yの数字と言えそうです。GIGA上海製のモデルYが2021年からの納車であったことを考えると、驚異の数字と言えそうです。
今晩のナスダックがどうなるか?ですかね。
テスラは通常3月に最需要期を迎えますので、(日本での販売も含めて)どのような数字になるのか楽しみです。
この記事はEV Smart及びTESMANIANのサイトを引用・翻訳して作成しています。
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