1位は噂の50万円EV
中国では電気自動車販売のブームが続いている。2021年2月の中国での販売台数トップ3では、テスラ「モデル3」と「モデルY」がそれぞれ2位と3位になりました。
1位は販売価格が28,800元(約50万円)の「宏光ミニEV」です。「宏光ミニEV」と名づけられたこの自動車は、中国国営の大手自動車メーカー「SAIC Motor」と米ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁事業の一環として製造されている小型のEVです。
この車は、地方政府の厳しい汚染削減目標に適合しているだけでなく、価格も非常に手頃なものとなっているので、中国の富裕層ではない普通の人たちが、政府の要求を満たす自家用車として購入している結果、月間登録台数20,167台で第1位となりました。
テスラの登録台数は?
2月も中国でのプラグイン自動車(BEV+PHEV)の登録台数は104,000台と非常に好調でした。EV-Sales社によると、先月、プラグインのシェアは9%(BEV 7.5%)に達し、2021年のシェアは8.7%(BEV 7.3%)となります。中国での自動車販売は1月と2月が伝統的に最も少ない月であることを考えると、このような登録数の多さは、今年のEVのシェアがかつてない大きさに達する可能性が高いことを示唆しています。
一般的な自動車の中での比較では、テスラに並ぶものはありません。モデル3の登録台数は13,688台で2位となりました。生産プロセスのさらなる改善と工場の拡張により、この数字は今後数カ月でさらに伸びると予想されます。
もうひとつのテスラはModel Yは、1月に生産・販売を開始したばかりですが、2月には4,630台の登録台数を達成し、ランキング3位となりました。現時点では製造上の制約があるといわれていますが、生産ラインが本格的に稼働すれば、毎月の販売実績は驚くべきものになると考えられます。
2021年1月から2月までの2か月間累計の販売実績では、テスラのModel 3は27,531件の登録で2位となり、中国のEV市場の10%のシェアを獲得しています。また、販売を開始したばかりの「Model Y」も順調に推移しています。1月と2月の販売台数は6,271台で、これは市場シェアの2%に相当し、すぐに総合ランキングの9位に入りました。最終集計日の42日前にデリバリーを開始したクルマとしては、実に素晴らしい結果です。
テスラは通常3月に最需要期を迎えますので、(日本での販売も含めて)どのような数字になるのか楽しみです。
この記事はEV Smart及びTESMANIANのサイトを引用・翻訳して作成しています。
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