フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェがついにテスラの充電規格NACSを採用へ

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Credit: VW / Tesla
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2025年より、フォルクスワーゲングループの車両は北米にある15,000台以上のテスラの急速充電ネットワーク、スーパーチャージャーを利用可能になります。

ようやくVWグループも

フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェ、スカウト・モーターズは12月19日、2025年から北米で将来の車両に北米充電規格(NACS)を導入する計画を発表しました。

テスラが独自に開発し、2012年以来すべてのテスラ車に使用しているコネクタを使用することを、他の主要自動車メーカーがすでに約束しているためです。フォルクスワーゲン・グループは、こうした状況を鑑みてNACSに切り替えを行わざるを得なかったのです。

興味深いのは、プレスリリースに「フォルクスワーゲン、ポルシェ、アウディは、2025年から既存の車両がテスラのスーパーチャージャーネットワークにアクセスするためのアダプターソリューションを模索している」と書かれていることです。つまり、すでにNACSにコミットしている他のほとんどの企業とは異なり、フォルクスワーゲン・グループの既存車は、2024年にはアダプターを使ってもスーパーチャージャーにアクセスできないと考えられます。

その名の通り北米標準充電規格に

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Credit:Tesla

テスラの充電担当シニア・ディレクター、レベッカ・ティヌッチ氏は次のように述べています。

「今年初め、北米充電規格NACSは単なるアイデアでした。今日、VWグループのコミットメントにより、ほぼすべての主要自動車メーカーが参加し、すべてのEVドライバーの充電体験を向上させるという共通のビジョンのもとに結集しています。これは、世界の持続可能なエネルギーへの移行を加速させるための、業界を挙げた取り組みの始まりに過ぎません。」

北米標準のコネクタCCS1からテスラ規格NACSへの移行は徐々に行われる予定です。2025 年からフォルクスワーゲングループのすべての車両に NACS ポートが搭載されるわけではなく、新型モデルにのみが搭載されます。既存モデルは、更新されるまでCCS1を使用し続けます。つまり、2025年モデルのID.7はCCS1ポートを搭載して発売されることになるようです。

フォードとゼネラルモーターズの電気自動車は、早ければ2カ月後の2024年2月に、テスラのスーパーチャージャーネットワークにアクセスできるようになると噂されています。

今のところ、これ以上の情報はありませんが、プレスリリースには、NACSの特定モデルへの統合計画の詳細は、2025年の発売日が近づくにつれて追って発表されると記載されています。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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