電気自動車(EV)に関して、テスラとトヨタは正反対の立場にあります。テキサス州オースティンに本社を置くテスラは、世界最大のEV生産・販売会社として主導権を握っています。一方、トヨタは世界で最も販売台数の多い自動車メーカーですが、北米で販売されている完全な電気自動車はbZ4Xの1種類のみです(ハイブリッド車や高級車ブランドであるレクサスを加えると、その数は2ダースの「電動化」車に跳ね上がりますが)。
トヨタのEVを選ぶ消費者が最も多い
このような大きな差があるにもかかわらず、そしてまたテスラが最もアメリカで生産された車であるにもかかわらず、アメリカ人の大多数は、好みのEVブランドについて尋ねられた際、テスラよりもトヨタを選びました。
これはイプソスの調査結果によるもので、1,025人のアメリカ人にEV購入の好みについて尋ねた調査です。その結果、回答者の30%がトヨタを選び、23%がテスラを選びました。また、ホンダが20%、GMは15%、フォードは14%というトップ5のランキングです。
そもそもEVへの抵抗
トヨタが米国で販売している完全な電気自動車は1モデルのみで、ハイブリッド電気自動車は2ダースあることを考えると、調査の他の質問の結果は、大多数のアメリカ人がテスラではなくトヨタを選ぶかもしれない理由を示しています。EVを購入する可能性があると答えたのはわずか31%という結果です。これはEVとその利点の啓発に関しては、まだやるべきことがたくさんあることを示しています。完全な電気自動車への移行を妨げている主な理由は、コスト(70%)、航続距離(73%)、充電インフラの不足(77%)、環境への影響(66%)でした。
また、テスラによる最近の値下げによって、米国で販売されている平均的なガソリン車よりも手頃な価格になったことを知っている購入者はわずか20%でした。さらに、テスラのスーパーチャージャー・ネットワークへのアクセスを他のEVブランドにも拡大するという、フォード、GM、そして現在では2ダース以上の自動車メーカーによる最近の契約を知っていたのもわずか20%でした。この調査は、トヨタとレクサスがNACSの採用を発表する前の9月29日から2023年10月1日の間に実施されました。
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