テスラは「X」（旧ツイッター）において、カメラの画質向上がソフトウェア無線アップグレードで展開されていることを認めました。
カメラ映像の品質をソフトウェアで改善
テスラは購入後数年間、特にソフトウェア部門で改善を続けています。最新のアップグレードでテスラが現行型ハードウェア3（HW3）搭載車のカメラ映像の品質をソフトウェアで改善しました。
テスラオーナーの@efieber_andreは、2023.32.4ソフトウェアアップデートが「ゲームチェンジャー 」であると主張し、Xにアップグレードの状況を投稿しました。下に示した横に並べた画像比較では、以前のバージョンからのフィードは、過度に色が鮮やかなように見え、赤味があり、低照度条件ではエッジがぼやけています。
これらの問題は解決され、カメラの画質は鮮明になり、色はより自然になり、ぼやけはなくなりました。
テスラ公式 カメラ画質の向上は、Over-the-Air（OTA）アップデートで提供されます！
一部のモデルX、モデル3へOTAアップデート
カメラの品質が重要な理由 カメラはテスラのオートパイロットと完全自動運転（FSD）機能を可能にするだけでなく、テスラのディープ・ニューラル・ネットワーク（スーパーコンピューターDojoを使ってカメラ映像から訓練する情報ネットワーク）を訓練するためのデータも収集し、多くの実世界の映像から学習して車の運転を支援します。
HW3車を運転する一部のFSDベータ版テスターは先月、サイドリピーター・カメラの画質が向上していることに気づきました。テスラは、どのモデルがアップグレードを受けるかについては言及しておらず、いつロールアウトが完了するかは不明です。
一部のモデルXとモデル3の所有者は、X上でOTA（Over-the-Air：無線）ソフトウェアアップグレードを取得したことを認めました。
一方、最新のハードウェア4（HW4）を搭載した車両は今年初めに出荷を開始しました。HW4は、より強力なサムスンExynosプロセッサ、HW3の120万画素ユニットと比較して改善された500万画素カメラ、および新しいレーダーモジュールを備えています。
イーロン・マスク最高経営責任者（CEO）は2023年8月、HW4はHW3より少なくとも6カ月遅れていると述べており、運転支援機能の面で新型テスラがすぐに旧モデルと同等になるわけではないことを公表しています。マスク氏は最近、カリフォルニア州パロアルト周辺の道路で、新しいエンド・ツー・エンドAIを搭載した次期FSD V12のテストも行っており、そのシステムの挙動は有望なものだったようです。
この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。
テスラ関連の最新記事を毎日随時アップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。
グーグルニュースでフォローする
※免責事項：この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。また、運営者はテスラ株式のホルダーです。
