まるで自動運転ラジコン?テスラのスマートサモンで閉じ込められたガレージからモデル3を救出

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https://twitter.com/JackyHeshi
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テスラの車両には、いろいろと話題になっている完全自動運転(FSD:Full-Self Driving)ベータ版のオプションや、それに付随するスマートサモンなど、いくつかのユニークな機能が搭載されています。今週初め、あるテスラのオーナーは、一晩中ガレージに車を閉じ込めそうになった後、スマートサモンを使ってモデル3を救出することに成功しました。

スマートサモンで無事脱出

Xユーザーの@JackyHeshiは、9月15日金曜日の夜10時に閉まるガレージにテスラモデル3を誤って駐車してしまい、夜遅くに現れるとモデル3にアクセスできない状態になっていました。幸いなことに、ヘシ氏はロックされたガレージの外からスマートサモンを使ってモデル3を呼び寄せ、センサーを作動させてガレージのドアを内側から開けることができました。

ヘシ氏は16日土曜日の早朝、モデル3の外部カメラからの映像とともに、Xにこの「事件」を投稿しました。スレッドは以下からご覧いただけます。

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無事に脱出したモデル3
https://twitter.com/JackyHeshi

このビデオでは、サモンとスマートサモン機能のより興味深い使い方が撮影されています。多くのユーザーが、駐車場でスマートサモン機能を使用する際の不便さを述べており、システムの継続的な改善が必要でした。

スマートサモンの機能制限

テスラがオーナーズマニュアルに書いているように、サモンの機能では車両が駐車スペースに出入りする際に最大39フィート(約12m)移動することができます。ドライバーは、車両のそばで外に立ったままテスラアプリを使用し、駐車場に入る時または駐車場から出る時に車両を前進または後退させることができます。

また、スマートサモンとリバースサモンの機能では、障害物を避けながら、最大約213フィート(約65m)の長距離を、オーナーが運転操作することなく自動で移動することができます。

テスラはまた、スマートサモン機能はベータ版であり、駐車場、車道、私有地など「周囲が見慣れ、予測可能な場所」でのみ、使用者が監視のもとで使用してください、との警告をオーナーズマニュアルに記載しています。

テスラもオーナーズマニュアルで指摘しているように、スマートサモンの機能は、以下の注意があります。

「2022年10月以降に製造された車両では、将来のソフトウェアアップデートで有効になるまで、一時的に制限されるか、非アクティブになる可能性があります。」

これは、自動車メーカーがここ数年の間にレーダーベースの超音波センサーを廃止し、代わりに「テスラビジョン」と呼ばれるカメラ映像ベースのオートパイロットシステムを採用したためです。テスラは、この移行について述べたレポートの中で、この機能は「この移行期間中、短期間」利用できなくなるとしています。

テスラは今月初め、FSDベータ版で市街地でのオートステアリング・オン・シティ・ストリート機能(市街地での自動ステアリング)を利用可能にしました。また、FSDアドオンの価格を15,000ドルから12,000ドルに引き下げました。

テスラは今年の9月末までの納車に限って、FSDベータ版のソフトウェアオプションをテスラ車から別のテスラ車へ1回限り譲渡することを認めており、現在のテスラオーナーが新しいテスラに乗り換える場合、オーナーはFSDアップグレード費用を再度支払う必要はありません。FSDベータ版の譲渡には、スマートサモンや、市街地でのオートステアリングなどのFSD機能へのアクセスが含まれます。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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