アプリでテスラ車を自分の元まで自動で呼び寄せる「スマートサモン機能」数ヶ月以内に大型アップデート

sumart-summon TESLA News
https://youtu.be/nh4nOSPBtNA
スポンサーリンク

テスラCEOのイーロン・マスク氏は、5月12日、サモン機能の開発に関する重大な発表を行い、これまであまりうまく機能していなかった「ギミック」がもう少し効果的になることを待ち望んでいた人々にとって希望があることを示しました。

これまでのスマートサモン

スマートサモン機能は、テスラ独自の運転支援機能で、テスラアプリを使用して、オーナーが文字通り遠くにある自分のテスラ車を自分のいる場所まで車を呼び出すことができるものです。GPSで目的地に設定すると、車両はカメラを駆使して駐車場内を移動し、停車中の車や人、カートなどの物体を避けながらオーナーを迎えに行きます。これまでも豪雨災害をはじめ、数々のシーンで活躍しています。ただ、これまではどちらかというと付加的な機能でした。

しかし、テスラオーナーにとって、他の車にはない機能であることは間違いありません。た現状では、この機能には大きな改善が必要であり、テスラは以前からスマートサモンとリバースサモン、さらに駐車場シークを含む一連のサモン機能の性能向上に取り組んできました。

model-y-model-3-2
Credit:Tesla

数か月以内の大型アップデート

今回、CEOのイーロン・マスク氏から、この機能が間もなく大幅な改良を加えて登場する可能性があることを示すことが発表されました。

スマートサモンとリバースサモンが近々大型アップデートされるのではと期待しています。
数ヶ月以内にメジャーアップデートを実施予定です。

サモン機能の「大型アップデート」が控えていることをマスク氏が示唆したことは、テスラが以前から機能を洗練させてきたことを示すものであることは間違いありません。しかし、そのタイムラインは、まだ濁流のようにはっきりしないものとなっています。

マスク氏は何年も前から、テスラは完全自動運転を「年内に」解決すると言ってきましたが、いまだに実現していないのはご存知の通りです。FSDや完全自動運転が簡単に実現できる機能だとは誰も思っていませんが、何がいつ完成するのか見当もつかないため、今回のサモン関連機能の開発やオーナーへの提供時期については、まだ懐疑的な見方もあります。

それは、マスク氏が2022年10月に行ったツイートで、「(実は)スマートサモンはほぼ完成しているのです。」と示していることからも明らかです。それでも、この機能を顧客に展開する準備ができたとするその後のリリースは有りませんでした。

テスラ新しい機能のソフトウェアの改良に慎重で、通常は一般消費者よりも先にテスラの従業員にリリースすることが多くなっています。しかし、テスラは完全自動運転の開発において前進しており、そのすべては車両の性能を向上させる多数のベータ版のリリースから始まっています。これまでその評価は比較的分かれていますが、テスラが自動運転ソフトウェアの開発において機能改善した点があるのは確かだと言えるでしょう。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・編集して作成しています。

テスラ関連の最新記事を毎日AM7:00にアップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。

 グーグルニュースでフォローする

※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。また、運営者はテスラ株式のホルダーです。

タイトルとURLをコピーしました