テスラは欧州の自動車市場において、その存在感を増し続けています。テスラモデル3は、2021年2月に欧州で最も売れたEVとなり、競合他社の出現にもかかわらず、同ブランドの人気が高まっていることを示しています。
2月の自動車市場全体では前年同月比20%減となったものの、乗用車のプラグイン販売台数は引き続き増加しています。EV-Salesによると、先月の登録台数は115,000台以上(前年同月比66%増)で、そのうち4.8%がテスラモデル3です。
今年に入って、米国と中国の工場から目立った自動車の出荷がなかったこともあり、1月は小康状態を保っていましたが、2月に入りテスラの登録台数は新たな勢いで増加しました。欧州におけるテスラのモデル3の販売は、5,506台の登録で再び増加基調を取り戻しており、これは需要期である3月を前にした素晴らしいパフォーマンスです。モデル3の主な販売国は、ドイツで1,910台、フランスで1,166台となっています。また、オーストリア(369台)、ノルウェー(334台)も、このモデルの登録が最も活発な国のひとつです。
ライバル車であるフォルクスワーゲンID.3の販売は、12月に増加した後、翌月には大幅に減少しているようです。欧州に工場を持つメーカーにもかかわらず、1月の販売は低調でしたが、2月には回復しました。しかし、ID.3の欧州全体での販売台数は3,808台にとどまり、Model 3に1,698台の差をつけられて2位に甘んじました。2月のID.3の販売台数が最も多かったのは本家ドイツで、1,892台とModel 3に届かない結果となりました。
また、ルノーZoeは3,620台で、昨年末から生産がまだ回復していないこともあり、3位にとどまりました。また、フランスの電気自動車が主に売れた市場は、ドイツが1,424台、フランスが1,074台となっています。
ボルボ XC40 PHEVは3,602台を販売し、4位となりました。Peugeot 208 EVは3,062台を登録し、最大の市場はフランスで1,484台、次いでドイツで596台を販売しました。
この2月の欧州EV販売ランキング20位までの中に、日本のメーカーが一つもランクインしていないのが日本の自動車メーカーの現状を表していると思います。
この記事はEV Smart及びTESMANIANのサイトを引用・翻訳して作成しています。
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