テスラ中国、モデルYに最新の自動運転コンピュータ、ハードウェア4(HW4)を搭載へ

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Credit:Tesla
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テスラ ギガ上海のモデルYがハードウェア4.0(HW4)にアップグレードしました。テスラ中国はウェイボー公式アカウントでHW 4.0へのアップグレードを発表しています。

価格は維持

テスラ中国はウェイボーの投稿で、以下のように表現しています。

「新世代の自動運転ハードウェア4.0は、より遠くを見ることができ、より鮮明に見ることができ、より速く計算することができます。」

テスラ中国は、ハードウェア4.0を搭載してアップグレードされたモデルYの価格変更は発表しませんでした。本稿執筆時点では、モデルY RWDは258,900人民元からです。一方、デュアルモーター・ロングレンジAWDは29万9990人民元から、モデルYパフォーマンスは363,900人民元からとなっています。

新色クイックシルバーも

テスラ中国はまた、モデルYの新しいカラーオプションを発表しました。アップグレードされたモデルYの新しいペイントオプションはクイックシルバーと呼ばれ、その高度なペイント技術のため、これまではギガファクトリー・ベルリンでの製造車両専用色でした。

去年から徐々に変更

テスラは昨年、米国でモデルSとモデルXにハードウェア4を静かに展開し始めました。顧客の経験に基づき、テスラのHW 4.0は処理能力を向上させ、テスラビジョン技術を大幅に強化します。

HW 4.0を搭載したモデルYのアップグレードは、今年には新しくリフレッシュされる予定の「モデルYジュニパー」ではなく、あくまで既存のモデルYのアップグレードです。モデルYジュニパーは、エクステリアとインテリアがもっと変更される見込みとなっています。

イーロン・マスク氏は、テスラ社の第4四半期および2023年通年の決算説明会において、テスラがすでにハードウェア5に取り組んでいることを示唆しました。

「私たちは今、ハードウェア4と呼ばれるものに取り組んでいますが、実際にはテスラが設計したAI推論チップのバージョン2です。ハードウェア5の完全な設計については、用語が少し混乱していますが、バージョン1がモービルアイ、バージョン2がNvidia、そしてバージョン3がテスラなので、実際にはテスラが設計したチップのバージョン3です。」
この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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