レクサスブランドがテスラのギガキャスティング技術採用でトヨタをリード

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Credit:Lexus
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トヨタの高級車ブランドであるレクサスは、テスラのギガキャスティング技術を世界最大の自動車メーカーであるトヨタに先駆けて導入します。

レクサスで先に採用

トヨタは今年初め、ギガキャスティング製造技術を採用すると発表し、レクサスの渡辺剛社長は最近のジャパンモビリティショーで、次期LF-ZCの生産にギガキャスティングを採用すると発言しました(オートモーティブニュース)。同社はまた、同車のコンセプト写真を公開し、2026年にEVの市販モデルを発売する予定であるとも述べました。

「次世代EVの製造プロセスを大幅に簡素化したいので、ギガキャスティングはLF-ZCで非常に大きな役割を果たすでしょう。」

また、レクサスはこのクルマのコンセプト画像もいくつか公開しています。

2035年までにはBEV100%

つまりレクサスは、トヨタのEVシフトをリードすることになります。トヨタの高級ブランドであるレクサスは、2027年に初のバッテリーEVモデルをデビューさせる予定の親会社よりも1年早く、初のEVを手に入れることになります。また、レクサスは2035年までにバッテリー電気自動車(BEV)のみを提供、つまり100%BEVのみを販売する予定となっています。

LF-ZCは「Lexus Future Zero-Emission Catalyst」の略で、レクサスが今年初めに発表したRZラインの開発をベースにされる予定です。

テスラは、イタリアIDRA社の超大型アルミ鋳造機「ギガプレス」を使用してモデルY用の2つの大型アンダーボディを製造し、それらをプレス板金とアルミニウム部品で構成される中央のアンダーボディに接続してシャシーを製造しています。この大規模な鋳造プロセスにより、自動車製造に必要な部品が大幅に削減されるため、現在、複数の自動車メーカーがこのギガプレスで製造するギガキャスト部品に注目しています。

今月初めには、ボルボがテスラの鋳造機サプライヤーであるイタリアIDRA社と協力しているとのレポートが発表され、ヒョンデ、フォード、ゼネラルモーターズ(GM)もこの製造プロセスを採用または少なくともテストしている状況です。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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