テスラの最新ソフトウェアアップデートで、オートパイロットの新しい起動方法を追加

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Credit:Tesla
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テスラの最新ソフトウェア・アップデート、バージョン2023.38.8は、2つの新機能を導入sる予定です。テスラは、半自動運転オートパイロットを起動する方法を簡素化したのに加えて、バックディスプレイを使用する際に後部座席に乗っている人のために独立したオーディオを使用することができる機能を導入しました。

オートパイロット起動の簡素化

テスラはソフトウェアアップデートのバージョン2023.38.8で、オートパイロットの起動方法を選択できる新しいオプションを追加しました。コントロール > オートパイロットで、オートパイロットの起動に右ストーク(レバー)を1回押し下げるか、従来の2回押し下げるかを選択できるようになりました。

右ストークを1回押し下げると、起動プロセスが簡素化され、より直感的に操作できるようになりますが、トラフィック・アウェア・クルーズ・コントロール(TACC)へのアクセスも無効になるようです。テスラがなぜ、オートパイロットは1回、TACCは2回と、単純にコントロールを入れ替えなかったのかは不明ですが、これによってユーザーが混乱し、実際にはTACCだけなのにオートパイロットが作動したと勘違いするドライバーが出てきた可能性があるようです。

Credit:@liorsela

ベーシックなオートパイロット機能を使用しているオーナーにとって、TACCを取り除くことはドライビング・エクスペリエンスを低下させる可能性があり、特にオートパイロット中に車線変更を行う場合、通常はオートパイロットは無効になりますが、TACCは有効のままとなります。

この新しいワンタップオプションは、スクロールホイールを1回クリックするだけでオートパイロットを起動できるモデルSなど、ストークを持たない他の車種との整合性を高めています。

後席用のオーディオ体験の向上

今回のアップデートでもうひとつ追加されるのは、リアスクリーンを備えた新型モデル3です。マスク氏は以前、テスラがオーディオ体験を向上させ、前席の乗員がリアスクリーンの音声を聞く必要がないようにしたいと述べ、この新しい機能について示唆しました。その時は、この機能はリアスクリーンを持つモデルSとモデルXにも適用されると考えていましたが、新型モデル3が先にこの機能を搭載するようです。

この新機能により、後席に乗っている人はBluetoothヘッドフォンを接続し、他の人の邪魔をすることなくリアディスプレイのオーディオを聴くことができます。

つまり、前席の人が車のスピーカーから音楽を聴いている間、後席の乗員はシアターアプリのコンテンツを独立して楽しむことができることになります。テスラは、リア・ディスプレイに新しい設定アイコンを追加し、最大2つのBluetoothヘッドフォンを設定できるようにしました。この機能のリリースノートには、次のように記載されています。

後部座席用ヘッドフォン

後部座席の乗員は、リアタッチスクリーンでシアターアプリを視聴する際、ワイヤレスBluetoothヘッドフォンで聴くことができます。ヘッドフォンのペアリングは、アプリランチャー>リアディスプレイ>設定>新しいヘッドフォンを追加、で行います。聴くには、ヘッドフォン(2つまで)をオンにして、リアスクリーンでシアターアプリを開き、再生を押します。

この機能追加により、リアスクリーンを活用する車のユーザーにとって、車内でオーディオを再生する必要がなくなり、体験が向上することは間違いありません。この新機能を搭載するのは新型モデル3が初めてですが、モデルSとモデルXのモデルチェンジもそう遠くはないと考えられます。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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