9月11日月曜日に共有された写真は、テスラがサイバートラックを製造するために使用する超大型アルミ鋳造機「ギガプレス」を映したものだと考えられています。
イタリアIDRA社製造
イタリアの鋳造機メーカーであるIDRA社は、月曜日にリンクトインでセミ・ソリッド・カンファレンスの写真を共有しましたが、その中には9,000トン級の超大型アルミ鋳造機であるサイバートラック用ギガプレスが背景に写っていると思われる写真も含まれていました。この画像には巨大なアルミ鋳造機が写っていることは間違いありませんが、テスラ向けのものではないという声もあります。
スイスのCasting-Campus GmbHのCEOであるイベント登壇者のファビアン・ニクラス氏は、後日、写真のプレス機はテスラ向けではないと投稿にコメントしました。しかし、ニクラス氏は、他のユーザーからの質問にもかかわらず、この鋳造機が何が目的の会社であるかは明かしませんでした。
いずれにせよ、この写真はIDRA社のギガプレスの驚くべきスケールを垣間見ることができます。このニュースは、今年初めにギガファクトリー・テキサスでIDRA社のキャスティングマシンの部品が組み立てられているのが目撃された後に発表されました。
今年3月に、最初のギガプレスが目撃された後、テスラが別のギガプレスを準備中であることも報告されました。テスラもモデルYのフロントとリア部品生産にギガプレスを使用していますが、これらのマシンのクランプ力はサイバートラックのギガプレスよりも小さくなっています。
IDRA社は今年5月、電気モーターローターの生産に特化した全く別の機械の写真を掲載し、テスラをテーマにした色で塗装されているように見えるとの指摘もありました。
ダイカスト(鋳造)製法は、従来の自動車製造に比べ部品点数が削減されるのに加えて、車体を構成する個々の部品が大きくなるため、自動車製造のイノベーションと言われています。ギガプレスを賞賛する人の中には、製造の専門家であるサンディ・ムンロ氏もいます。ムンロ氏は過去数年間、テスラのキャスティング方法の利点についてこれまで率直な意見を述べてきました。
ムンロ氏が昨年IDRA社の工場を見学した際に、9,000トンのギガプレスについて語った様子は以下をご覧ください。
この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。
テスラ関連の最新記事を毎日随時アップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。
▼▼テスラ 紹介コード は以下から▼▼
人気記事
新着記事
※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。また、運営者はテスラ株式のホルダーです。