ドライバーも完全自動運転FSDベータ版のシステムも「浸水エリア」の標識を無視したようです。
浸水エリアの標識を無視
テスラのドライバーは、完全自動運転ベータ版が人間の注意力や運転経験に取って代わるものではないことを痛感しました。
ワム・バーム・テスラカムYouTubeチャンネルによると、ライアンは米カリフォルニア州モノシティ郊外の高速道路で、テスラの自動運転ソフトウェアFSDベータ版を時速60マイル(約時速100km)で作動させながらモデル3を運転していました。彼が走行していると、ハイウェイの脇に「浸水エリア」という黄色い標識が現れました。
なぜかFSDベータ版はその警告を無視して、時速60マイルで走り続けました。さらに重大なことに、ドライバーまでもがこの標識を無視し、FSDベータ版に責任を委ねることを選択しました。数分後、彼は車のコントロールに介入しなかったことを後悔することになります。テスラのドライバーは、完全自動運転ベータ版が人間の注意力や運転経験に取って代わるものではないことを痛感しました。
結局は運転者の責任
この無謀な運転の結果、テスラモデル3の半分以上が水中に沈んでしまいました。幸いライアンに怪我はありませんでしたが、車は全損となるかもしれません。彼は可能であれば市とテスラ社を訴えるつもりですが、勝算はあまりなさそうです。
テスラは、完全自動運転ベータ版を使用している間、運転者はいつでもその運転を引き継ぐ準備ができていなければならないと常に言っています。
モデル3のオーナーは、FSDベータ版に頼りすぎていたか、冠水した道路にシステムがどう反応するか知りたかったかのどちらかだと思われます。その時の状況は以下のYouTubeをご覧ください。
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