再びの悪夢、自動運転中のテスラ車が警察車両に衝突する衝撃映像が新たに公開

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https://youtu.be/V2u3dcH2VGM
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テスラの半自動運転「オートパイロット」で高速道路を走行中のテスラ車が駐車中の警察車両に衝突している映像が新たに公開されました。

再びの悪夢

テスラは現在、オートパイロットが作動中のテスラ車が、道路脇に駐車している緊急車両と衝突する問題がある事について、米国連邦政府の調査を受けています。米国運輸保安局(NHTSA)は2021年、オートパイロット中のテスラ車が緊急車両や救急車両を巻き込んだ11件の衝突事故に関与した可能性があるとして、初めて調査を開始しました。

その後、関連する調査を拡大し、16件の衝突事故を調査対象としています。この発表の直後、テスラはオーナーズマニュアルを更新し、オートパイロットが「夜間に緊急車両のライトを検知して減速する」ようになったことを記しましたが、その後も同様の事故が発生しています。

そして今回、ウォール・ストリート・ジャーナルが事故の車載映像を入手し、公開しました。今回の衝撃の新しい映像について、ウォール・ストリート・ジャーナルが公開したビデオは以下をご覧ください。(警告:内容の一部は生々しい映像を含みます)

あくまで責任は運転者に

最初にはっきりさせておく必要があるのは、今回の事故のビデオが示しているのはあくまで運転者のミスです。更に彼らが取り上げているメインのビデオでは、ドライバーは酒に酔っていたとさえ言っています。今回の事故の場合、ドライバーが注意を払っていさえすれば、前方に駐車している警察車両に反応する時間は十分すぎるほどあったこともわかります。

ドライバーがオートパイロットをルール通りに使っていれば、今回のような残念な事故は起きなかったでしょう。つまり形式上はテスラを非難するのは難しい状況です。その呼び方に賛否両論ありますが、テスラの言うオートパイロットは、常に運転手の監視が必要な単なるレベル2の運転支援システムなのです。

しかし、イーロン・マスク氏が「テスラは今年中に完全自動運転を実現する」と主張していた矢先にこのような事故が起きたのですから、テスラにとっては非常に印象が悪い事態になっているのも事実です。

当たり前ですが、テスラ車で実現できるオートパイロットや完全自動運転パッケージのユーザーは、常に注意を払い、コントロールできるように準備しておくという意味で、ユーザーマニュアルに記載されているとおりにこの運転支援機能を使用すべきなのです。

そうすれば、オートパイロットであってもこれらの衝突を検知し、回避することができるのです。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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