テスラ モデル3は4年連続で米国道路安全保険協会（IIHS）のトップセーフティピックに選ばれました。
テスラのガラスルーフは非常に頑丈
先週オランダで、テスラモデル3が嵐を乗り切りました。あるツイッターユーザーが、駐車中のモデル3の屋根の上に巨大な木が嵐の影響で倒れて、周囲に散乱した瓦礫と共に映っている写真を共有しました。巨木が倒れてくれば普通は車が押しつぶされるはずですが、このテスラモデル3は大丈夫だったようです。
テスラ車の上に木が倒れたというケースは過去に何度かありましたが、今回の事故は車両がほぼ無傷だった珍しいケースのようです。
「ノースカロライナ在住の友人が車を駐車したところ、2分後に携帯電話にアラーム通知が届き、セントリーを確認したところ、大木が丸ごと車の上に横たわっていたそうです。」
テスラのアプリがアラームで所有者に今回の事故を通知し、その後、彼はセントリーモード（遠隔監視のために車両のカメラを作動させる機能）を使用して、彼の車の上に横たわっている大きな木を見つけました。幸いなことに、彼は車内におらず、他にけが人もいなかったようです。
外から見える損傷は、ルーフのリア側がわずかに陥没した程度です。しかし車内から見ると、リアとフロントのガラスは完全に粉々になっており、ガラスの破片がリア・パーセルシェルフの上に散乱しているように見えます。
自重の5倍に耐える
倒れてきた木自体はそれほど重くはないかもしれませんが、この事故はモデル3の構造的強度を強調する価値があります。市販自動車の安全性を評価して公表する米国道路安全保険協会（IIHS）は、モデル3を2019年から2022年にかけて4年連続で中型高級車セグメントのトップセーフティピックに選出しています。
米国道路安全保険協会によると、2017年から2023年の間に製造されたすべてのモデル3のルーフ強度重量比は5.85で、これは単純に、車両がその重量の5.85倍の力に耐えられることを意味します。IIHSによると、モデル3の車両重量は1616kgで、耐えられる力のピークはなんと9450kgにもなります。
とはいえ、4ドアセダンのルーフ強度重量比が高いのは一般的なものです。同セグメントの多くの車が同様の評価を得ています。米国道路安全保険協会は、「事実上すべての車両が良い評価を得ている」ため、ルーフ強度テストの実施を中止した」とも述べています。
モデルSとモデルYについては、2022年にEuroNCAPの総合安全スコアで最高点を獲得しています。
テスラは、かなり前に公開された画像にあるように、コア構造部品に高強度鋼と超高強度鋼を混合して使用しています。2018年、テスラは「万が一横転事故が発生した場合、モデル3の車体構造は自重の4倍以上に相当するルーフクラッシュ荷重に耐え、構造的変形はほとんどないことが社内テストで明らかになっています。米国運輸保安庁の基準では、自重の3倍の荷重に耐えることが義務付けられています。
2023年初頭、モデルYはカリフォルニア州デビルズサイドの崖から76メートル下に落下し、4人の乗員全員がこの悲惨な事故にあったのですが無事に生還しました。
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