テスラ、ギガテキサスで新型4680バッテリー製造で累計1000万セルの製造達成

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テスラは、ギガ・テキサスにおける4680バッテリーセルの立ち上げにおける大きなマイルストーンを発表し、同工場で1,000万セルを生産したことを発表しました。

本格製造開始はおよそ1年前

テスラは、2020年後半に開催したイベントでバッテリーデイでこの新しいバッテリー技術を発表した後、数年間にわたり新型の4680バッテリーセル(従来型は直径21ミリ☓高さ70ミリの2170セルに対して4680は直径46ミリ☓高さ80ミリ)を製造してきました。当初は北カリフォルニアのフリーモント工場に近いカトーロード施設でこの新しい仕様のバッテリーセル生産を開始したテスラは、モデルY生産開始後に4680セルの製造をギガファクトリーテキサスに拡大し、一部のモデルY AWDにこのバッテリーを使用してきました。

テスラはこのモデルYを1年以上前から販売しており、4680関連技術の進化は続いています。

2022年第3四半期に4680セルの生産開始を目指したテスラは、2023年6月16日未明、テキサスで1000万セルを製造したと発表し、バッテリーの製造能力をこれまでにかなり強化したことが明らかになりました。

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バッテリー生産能力の拡大

生産された1,000万個のセルは、モデルYをおよそ12,000台製造するのに十分な量です。テキサス州以外でも、テスラは4680バッテリーセルの生産量を増加させ、これらのパックを搭載する車両を製造販売拡大することを望んでいます。

テスラは、カリフォルニア州フリーモントで、21万平方フィート以上の大規模な施設を借り受け、4680バッテリーセルの製造に使用する予定です。

昨年、イーロン・マスク氏は、2023年のテスラの今後の将来計画において4680バッテリーセルは「重要な」部分であると述べています。明らかに、セルの生産量を増やし、テスラの電気自動車に4680パックをより多く搭載することが今後の大きな目標で、バッテリーセル製造の制約が長年にわたってEV業界全体の問題であったため、テスラが製造できる車両数に制限を受けない地点に到達する努力を続けていくのだと思われます。

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