テスラは、古いガソリン車やディーゼル車を下取りに出して、新車のモデル3またはモデルYを購入することを促進することを目的とした、新しい自動車スクラッププログラムを英国で開始しました。
期間は1ヵ月間
2023年6月の1カ月間に限り、下取り価格が2,000ポンド（約35万円）以下の車をお持ちのお客様を対象に、モデル3またはモデルYの新車購入時に同等の割引を提供するとのことです。
例えば、ユーザーが1,000ポンド（約17万円）の下取り価格の車を持ち込んだ場合、テスラはさらに1,000ポンドの割引を追加で提供し、結果として合計2,000ポンドの割引となります。2,000ポンドの下取り価値があれば、最大4,000ポンドの割引が受けられることになります。本プログラムの適用を受けるには、下取り車が所有者名義で3カ月以上登録されていること、および2023年6月1日から6月30日の間にお客様が下取り価格の確認を受けることが必要となっています。
英国の道路から内燃機関車を駆逐する
テスラはリリースの中で、世界の持続可能なエネルギーへの移行を加速させるというコミットメントと、下取りプロセスを通じて英国の道路からガソリン車とディーゼル車を排除したいという思いを強調しています。
「世界の持続可能なエネルギーへの移行を加速させるという我々のミッションを支援するため、テスラは下取りプロセスの一環を活用して、英国の道路からガソリン車とディーゼル車の駆逐を促します。」
この下取りプログラムは、さまざまな反響を呼んでいます。賛成派は、古い車を道路から追い出し、より環境に優しい車を増やす良い方法だと言い、反対派は、まだ何年も走れるかもしれない車をスクラップにして、結果として環境負荷を高めていると批判しています。カーマガジンの取材に対し、テスラの広報担当者は、廃車は「持続可能なパートナー」を通じて行われると答えるのみで、それ以上の詳細は明らかにしていません。
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