テスラモデルYが自動車市場を席巻し続け、世界一のベストセラーカーへの道、世界で最も売れる車への道を歩み始めています。2022年12月、この電動SUVは英国で最も売れている車となり、モデル3は2位にランクインしました。そして2022年累計販売台数ではモデルYが同国3位のベストセラーカーとなりました。
英国自動車工業会（SMMT）の最新統計によると、12月の英国新車市場は18.3％増の12万8462台と5カ月連続の増加となりました。需要は底堅いものの、年間総登録台数は昨年比2.0％減の161万台となりました。
ガソリン車とディーゼル車の販売台数が減少を続ける中、唯一伸びたのがバッテリー式電気自動車（BEV）とハイブリッド式電気自動車（HEV）で、それぞれ前年比40.1％増、27.6％増となりました。12月の月間シェアはBEVが32.9％でトップ、2022年全体では登録台数の16.6％を占め、初めてディーゼルを抜いてガソリンに次ぐ人気のパワートレインとなりました。一方で、プラグインハイブリッド車（PHEV）の年間シェアは6.3％に減少しました。
2022年12月単月の英国自動車市場では、テスラモデルYが断トツの1位となりました。その販売台数は、追随する競合他社が全く届かないほど素晴らしい結果でした。テスラは10,664台のモデルYを登録し、同国での年間販売台数のほぼ3分の1を占めたのです。最も近い競合車はテスラモデル3で、同国で2番目に売れ、12月は5,704台が登録されました。これらテスラの2台は先月、上位10位の次の7車種の合計台数とほぼ同じ台数を登録したことになります。
テスラにとって厳しい2022年でしたが、英国での販売は年間を通じて好調で、同社のモデル3およびモデルYは異なる月で複数回、販売台数の上位を占めています。2022年12ヶ月間累計の販売台数結果によると、テスラモデルYは同国で3番目に売れている車となっています。
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