2022年年11月、テスラが「プロジェクト・ハイランド」というコードネームでモデル3の刷新に取り組んでいることを示唆する報道がなされました。この刷新は、インフォテインメント・システムからエクステリア、パワートレインに至るまで、数々のアップデートを受けると当時予想されており、「プロジェクト・ハイランド」版モデル3の生産は、2023年第3四半期に開始されると予想されていました。
その後数ヶ月間、米国内のEV愛好家からプロジェクト・ハイランドの目撃情報がいくつか寄せられました。しかし、いずれの場合もプロジェクト・ハイランド版のモデル3のフロントとリアはカモフラージュされたものでした。これは、少なくとも最近に至るまですべての目撃情報で続いていました。
r/TeslaMotors subredditに投稿された画像は、プロジェクト・ハイランド版テスラモデル3のフロントユニットを初めて見たというものです。写真の車両は部分的に覆われたままですが、その見える部分にはすでに、現行のモデル3と比較して注目すべきいくつかの変化が見られます。当然のことながら、このリーク写真はテスラコミュニティの興味を刺激しています。
Model 3 Refresh
by u/ffiarpg in teslamotors
このプロジェクト・ハイランドとされるモデル3ですぐに目につくのは、次世代テスラ・ロードスターやモデルSにインスパイアされたと思われるヘッドライトの形状です。
リーク画像でもう一つ印象的なのは、車両にフォグランプがないことです。フォグランプは現在のクルマでは一般的な装備であることを考えると、これは興味をそそられるデザインです。しかし、アウディ、キャデラック、メルセデス・ベンツといった一部の高級自動車メーカーは、長年にわたってフォグランプを省略してきました。GMの技術フェローであるマイケル・ラーセン氏は、2017年にニューヨーク・タイムズに寄せたコメントの中で、キャデラックCT6がフォグランプを搭載していないことについて、先進のヘッドライトがすでにフォグランプの機能を果たしているので、取るに足らないことだと説明しています。
モデル3のプロジェクト・ハイランドとされるユニットのリーク画像は、車両のバンパーの変更も示唆しており、損傷した場合に簡単に交換できるように設計されているようです。また、センターディスプレイは、少なくともリーク写真に基づくと、ドライバーに向かってわずかに角度がつけられているように見えます。これにより、ドライバーはインフォテインメント・システムの情報をより見やすくなります。
リークされた画像が本当にモデル3プロジェクト・ハイランドかどうかは今の所は不明です。しかし、これまでプロジェクト・ハイランド版モデル3の車両は常にフロントとバックエンドに保護カバーを付けて目撃されているため、懐疑的な人は「車両のフロントバンパーに虫がいるのは奇妙だ」と指摘していたり、また、「車両のAピラーがややずれているように見える」という指摘もあります。
こうした留保はあるものの、テスラのソフトウェアトラッキングサービスのテスラスコープは、このリーク画像は正確である可能性が高いと述べています。テスラスコープは、2月にテスラの従業員と交わしたとされる会話のスクリーンショットを公開し、その中で従業員は、プロジェクト・ハイランドが「よりVette、よりPorsche」といった新しいヘッドライトスタイルを導入すると言及しています。
これは、リークされたプロジェクト・ハイランドの写真に写っているヘッドライトを相当正確に表現していると考えられます。
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