2023年3月1日に開催予定のテスラ初の投資家イベント「インベスター・デイ」まであと1週間となりましたが、この米国の電気自動車メーカーの潜在的な可能性は、ある銀行の証券アナリストに影響を与え、テスラ株の目標株価を引き上げるという結果にむずびついています。
ドイツ銀行のエマニュエル・ロズナー氏は、インベスター・デイの詳細、特にイーロン・マスクCEOが中長期の計画を示すマスタープランPart3を公開することを踏まえ、テスラ株 (NASDAQ: TSLA) の目標株価を220ドルから250ドルへ引き上げました。
ロスナー氏は投資家向けのレポートで、テスラのマスタープランPart3が、テスラの今後の長期成長戦略の計画を推進する一助となることを期待していると述べています。テスラは毎年販売台数を伸ばしており、直近では昨年の納車台数131万3000台がこれまでで最高の実績となりました。イーロン・マスク氏は最近、テスラが2023年に200万台の車を納車できる可能性があると述べたのですが、多くのアナリストはおよそ170万台という見通しを立てています。
マスタープランPart3は、この投資家イベントにおける説明の中で、テスラ車の販売台数を押し上げることが可能ないくつかの新しい戦略が明らかになるだろうとロスナー氏は予想しています。つまり、テスラは、より手頃な価格のクルマの販売に乗り出すというオプションを通じて、より幅広い顧客層を取り込むことを目指す、今後の次世代車両プラットフォームに関する詳細を発表すると考えられます。
ロスナー氏は、テスラのマクロベースの開発とともに、完全自動運転v11ソフトウェア、ハードウェア4(HW4)の開発、サイバートラック、テスラセミ、新型モデル3(プロジェクト・ハイランド)の生産に関する最新情報、さらに、テスラのエネルギー事業の立ち上げに関する詳細について、これまでの事前予想を飛び越えた情報を期待しています。
「テスラのグローバル事業、販売台数の成長、特にテスラの次世代モデルの規模とコストに関する長期的な道筋がより明確になれば、テスラ株への強気を強化できると考えています」と、ロスナー氏はレポートで述べています。
テスラ・インベスター・デイでの発表内容は、イーロン・マスク氏によって、同社を支援するために資金を投入した人たちよりもはるかに大きなものであると表現されました。
「3月1日開催のテスラ インベスター・デイを楽しみにしています。
これ(インベスター:投資家)は、広義の投資家という意味で、地球上の人々&生活への投資という意味です。そしてそれは、未来への良き希望&ポジティブなメッセージとなることでしょう。」
テスラはすでに、次世代車両プラットフォームが開発中であることを明言していますが、同社の計画の多くには、目に見える以上のものがあります。
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