テスラ、米フリーモント工場での増産に向けて中国ギガ上海から技術者派遣

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ギガ上海の生産ラインを最近アップグレードしたテスラ中国は、そのプロジェクトに関わった従業員の一部を米国カリフォルニア州に送り込み、フリーモント工場の増産を支援すると報じられています。

ブルームバーグの取材に応じた情報筋によると、テスラ中国は約200人のエンジニアと生産スタッフをフリーモントに派遣するようです。これらの従業員の多くは自動化および制御エンジニアで、米国滞在中は、モデルS、モデル3およびモデルYの生産増強で担当者を支援することになります。これらの技術者は来年1月にカリフォルニアに到着する予定で、少なくとも3カ月はカリフォルニアに滞在することになると、情報筋は説明しています。

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米国カリフォルニア州フリーモント工場
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テスラ中国のチームは、夏に工場の生産ラインをアップグレードして以来、製造台数が非常に好調に推移しています。このアップグレードにより、工場の生産能力は年間約75万台から100万台をはるかに超えるまでになりました。

この生産能力の向上は、ほぼ即座に効果を発揮し、テスラはアップグレード後の数ヶ月間に記録的な数の車を生産しました。8月には76,605台の生産台数を記録し、新記録を樹立したのですが、この記録は1ヵ月後の9月、ギガ上海で新たに82,088台が製造されたことで更新されました。

生産能力の増強に伴い、お客様の待ち時間も短縮されました。アップグレードが完了した直後、モデル3およびモデルYのすべてのバージョンで、納車までの推定待ち時間は最短で1週間まで短縮されています。

テスラのフリーモント工場は、2010年に取得したスペースが手狭になったため、ここしばらくの間、生産能力を超える状態で操業しています。今年初め、工場を訪れたアナリストのトリップ・チャウドリー氏は、工場の稼働率が10%から20%上回っていると述べています。テスラは、直近の四半期株主総会で、フリーモントの年間生産能力は65万台で、モデル3およびY(55万台)とモデルS/X(10万台)に分かれていると述べえています。これは、テスラがフリーモントの生産能力を60万台(モデル3およびY50万台、モデルS/X10万台)と公表していた今年の初めから増加した結果です。

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