テスラ中国は2022年9月に記録を更新し、1ヶ月で83,135台の販売台数を記録しました。このデータは、中国乗用車協会（CPCA）が発表したものです。
9月以前、テスラ中国が最も販売を拡大した月は2022年6月で、テスラの卸売台数は78,906台でした。9月の販売台数は83,135台なので、テスラ中国の販売台数は前年同月比48.44％増、前月比8.02％増となりました。ちなみに、テスラは6月に中国から78,906台を販売し、2022年8月の販売台数は76,965台でした。
ギガファクトリー上海の生産ラインが第3四半期にアップグレードされたことを考慮すると、第4四半期の残りの数ヶ月は、テスラ中国が一貫して好調な販売台数の数字を計上することになりそうです。これまでの報道では、ギガ上海は2022年第4四半期に約26万6500台を生産する可能性があると指摘されており、これは今年50％の販売成長を達成するというテスラの目標にとって極めて重要なことになります。
ギガファクトリー上海は、テスラモデル3セダンとモデルYクロスオーバーの2車種のみを生産していますが、その製品は中国国内の電気自動車市場の定番となっています。モデルYは、30万元（約42,150ドル）を超える価格のハイエンドSUVとして、中国で数ヶ月間ベストセラーの座を維持しました。
中国でのモデル3およびモデル3パフォーマンスの現在の開始価格は、それぞれ279,900人民元（約572万円）および367,900人民元（約752万円）です。モデルY、モデルYロングレンジ、モデルYパフォーマンスの価格帯は、それぞれ31万6900人民元（約647万円）、39万4900人民元（約807万円）、41万7900人民元（約854万円）となっています。
中国からの報告によると、テスラはこの第4四半期に車両販売を推し進めるために、本格的な取り組みを行っているようです。10月1日、同社は現地のソーシャルメディアプラットフォームであるウェイボーで、いくつかの購入特典を発表しました。これらの特典には、保険料補助、頭金0%のファイナンスリース、ローン金利の優遇などが含まれます。このようなプログラムは、モデルYやモデル3を中国国内でさらに普及させる後押しとなるでしょう。
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