テスラは、現在米国での電気自動車販売市場で68%のシェアを持ち、依然として米国の電気自動車マーケットを支配している状況です。このシェアは、より多くのEVが市場に投入されるにつれて低下してきていますが、しかしながら、減少のスピードは緩やかで、テスラは米国での販売台数をどんどん伸ばしています。
テスラはここ数年、米国本国の電気自動車市場を席巻しており、今後EVの選択肢が増え、米国市場の成長に貢献すれば、テスラの市場支配力は低下すると予想されるのですが、今のところ、米国のEV市場は造る分だけ売れるテスラの生産・納車に極めて依存していることに変わりはありません。
2020年通年では、米国で登録された電気自動車の新車に占めるテスラ車の割合は79%でした。2021年累計では69.95%に下がりましたが、テスラの価格とともに年間を通じてEVの納車台数が大幅に増えているのは、やはりすごい状況です。
今回の2022年上半期の数字ですが、テスラはアメリカのEV市場で68%のシェアを獲得し、その優位性を維持しています。この数字は、エクスペリアンの登録データに基づくものです。
テスラが首位を維持した上で約1%しか市場シェアを落とさなかったのは、電気自動車を生産する他の自動車メーカーが上半期に米国での納入台数を58%増やしたことを考えると非常に印象的な結果です。
テスラモデルYおよびモデル3が依然として1位と2位で、マスタングマッハEは、フォードが今年これまでに電気自動車の納入台数を倍増させたにもかかわらず、かなり遠い3位となっています。
今年これまでに米国で最も売れた電気自動車のトップ10は以下の通りです。
- テスラ モデルY:103,215台
- テスラ モデル3:97,075台
- フォード マスタング・マッハE:18,399台
- テスラ モデルS:15,317台
- テスラ モデルX:13,384台
- ヒョンデ IONIQ5:13,200台
- キア EV6:12,036台
- 日産 リーフ:7,911台
- キア ニーロEV:6,931台
- ポールスター2:4,873台
フォードは、待望の電動ピックアップトラックF-150ライトニングでまもなくトップ10に加わる見込みです。2022年上半期のこの電動ピックアップトラックの納車台数は1,288台に過ぎませんが、登録データによると、フォードは7月だけでさらに2,173台を納車しています。
しかし、テスラはギガファクトリー・テキサスでのモデルYの生産立ち上げ次第では、上半期のリードを何とか維持する可能性が非常に高いと考えられます。
フォルクスワーゲンの米国でのEV納車台数は、今年に入ってから17%減少しているのですが、テネシー州でのVW ID.4の生産開始により、今年後半には持ち直す見込みです。
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